日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2020年06月08日

船火事と浸水防止

こんにちは。

佐渡に来てから、電気屋さんをやっている。
買ってまもなく壊れたチャイナ製の電気ストーブを、暇な時に直そうと船に積んできた。
さっそくばらす。

電気ストーブ.JPG

原因は、線と線の圧着不良。
途中の線を、1.25スケアのダブル、つまり、2.5スケアの線で代用交換。

電気ストーブ2.JPG

使えるようになったので、船底にしまう。

昨日は昨日で、ブリッジの電気ストーブの電源を入れたら、コンセントから煙が・・・。
以前から、錆があがってきているから、交換しようと思っていたが、まさか昨日の朝、いかれてしまうとは思わなかった。
これが、船火事の原因。
接触不良でも、電流が通っていれば、その部分が発熱し、線のカバーや差し込みのプラスチック部分が融けてきて、火がつく。
圧着不良も同じ。

圧着不良と言えば、昨日の夕方、200mほど針を下げたら、2本もワイヤが落ちていった。
圧着不良である。
圧着ペンチを新品にしたら、ステンレス圧着スリーブのサイズより微妙に大きい。
集魚灯を点ける前に、すべてのワイヤーをつぶしなおした。
この不景気に、全部落としたら、とんでもないことである。

船で一番怖いのは、船火事だが、これに並んで怖いのが浸水。
年数が経ってくると、エンジン循環水や散水の配管に穴があくことがある。
これを知らないでいると、エンジンルームは水浸しになり、最後は沈没する(かもしれない)。
それを防ぐために、あかダメに警報器を付けた。

ビルジ警報.JPG

これ、津波の時に、無線屋さんが私の要望に応えてちゃんと注文しておいたものを、今年になってようやく付けてくれた。
彼らは、在庫負債を、ようやく解消しただろう。

一応、船にかけるカネは、もう充分にかけたように思う。
しかし、来年の冬には、エンジンのオーバーホールが待っている。
常に現金が必要なんだなあ。
はぁ〜。
posted by T.Sasaki at 15:36| Comment(0) | 漁船設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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