こんばんは。
「SARS corona virus 2」の治療薬が開発されるかもしれない。
北里大学などの研究グループが、中和抗体を作った。
https://www.u-presscenter.jp/2020/05/post-43626.html(「
大学プレスセンター」)
それでも、まだまだ先のことだろう。
薬が開発されてから、治験が行なわれ、安全性が確認されてから、新薬承認される。
それまで、みんながご飯を食えるかどうか、の問題がある。
「SARS corona virus 2」は、突然、重症化する特質があり、朝元気でも、夕方には死んでしまった、というニュースが流れたりしている。
これは、サイトカインストームのしわざなのだそうだ。
https://gigazine.net/news/20200424-covid-19-immune-response/(「
GIGAZINE」)
サイトカインストームは、他の感染症やがんなどの他の病気でも起こりうる。
今のところ、どんな患者に起こるのか、特定できない。
もう運まかせ、ということである。
重症化しやすい基礎疾患の致死率は、心臓系が10%、糖尿病で7%、呼吸系と高血圧が6%、がんで5%。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/031200170/?P=1(「
ナショナルジオグラフィック日本版」)
この記事によると、アメリカでは、成人の半分近くが高血圧というから、あきれてしまう。
確かに、テレビでは、アメリカの街をデブがたくさん歩いている。
あれだもの、バッタバッタ死んでしまう。
困ったニュースもある。
「SARS corona virus 2」に対する免疫や抗体が、あまりに個人差がありすぎて、正確な判定が難しい、という話。
https://wired.jp/2020/05/05/covid-19-antibodies/(「
WIRED」)
この記事には、驚くことが書いてある。
アメリカ原子力空母の艦長を解任したニュースが流れたが、その空母の感染率が17.7%で、無症状感染者がその半分。
アメリカのある刑務所で2300人の感染者がいて、2028人(95%)が無症状。
つまり、無症状が非常に多い、ということ。
それで、サイトカインストームが起これば、重症化するんだから、まさしく運しだいであり、神のみぞ知る世界である。
最近、カミュのペストなどがテレビで紹介されたりしているが、そのペストの致死率は非常に高く、ヨーロッパ人口の三分の一が死んでしまったと言われている。
医者はまったく役に立たず、感染者は、ただ死んでいった。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/042700261/?P=1(「
ナショナルジオグラフィック日本版」)
致死率が低く、しかも、重症化は運まかせの感染症だから、ペストに比べれば、よほどマシである。
100年前に、スペイン風邪というインフルエンザが流行し、日本でも45万人が死んだ。
世界的にも、5000万人(いろいろ諸説がある)死んだ。
これも、サイトカインストームが起こったのではないか、と言われている。
この時でさえも、アメリカの大リーグでは、プレーをしている。
ただし、選手も審判もマスクをしていた。
面倒なので、「紙の爆弾」に載っていた写真をコピーしないが、そんなに死んでも、経済活動はやっていた(再開したのかもしれないが)。
こうなると、都会の医者たちの頑張りもほどほどにしたほうがいいと思う。
確かに、医者の本能として、患者を助けようとするのはわかるが、自身が死んでしまったら、何にもならない。
サイトカインストームが起きたら、しかたがない、という考えを持たないと、いつまでも、「医療崩壊」vs.「経済崩壊」という構図は終わらない。
新薬ができるまで、待てるのかどうか。
posted by T.Sasaki at 21:16|
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