こんばんは。
岩瀬達哉さんが書いた「完全版 年金大崩壊」を読んで、厚労省官僚の強欲さがよくわかった。
日本は、悲惨な国だ。
岩手県にあるグリーンピア田老も、大規模年金保養基地(グリーンピア)事業の一つであり、巨額の年金保険料がドブに捨てられた(当時の岩手県議会でのやりとりも書いてある)。
年金保険料が浪費された厚労省の事業には、3つあって、融資事業、グリーンピア事業、資金運用事業。
全部、年金保険料の行き先は、すべて、ドブ。
ドブといっても、官僚や官僚OBのふところが、かなりの部分を占めている。
財務省官僚も首をひねるくらいの法律の条文の拡大解釈がまかり通り、法律とは、誰のものか、と疑いたくもなる。
そのオンパレードが、この本に書かれてあるものだから、途中で読むのが嫌になった。
彼ら官僚は、とにかく不真面目なのだ。
あまりに不可解なものが多すぎて、引用する気にもなれない。
同じ日本人なのに、こんなのが国家官僚なんて、がっかりする。
せっかく頭にいいだろうに。
その頭を、もっといい方に使えよ!
もういいや。
法学(法律学)というのは何か。ズバリと本当のことを書く。法学あるいは法律学とは、官僚(裁判官を含む)たちが、国民を自分たちのいいように切り殺すための刃物のことを言う。
この世の正義を実現するのが法学(及び裁判)だ、というのは国民騙しのウソっぱち(虚言)である。人間騙しの最たるものだ。2番目に、法律(法学)というのは、官僚たちが、自分たちを政治家というゴロツキ集団から自衛するために、わざと複雑怪奇にして、山ほど作るワケの分からない細かい作文(条文)のことを言う。
政権政治家は、職制上、官制上、自分たち官僚のクビを切る権限を握っている。だから、官僚(という国家暴力団)は、団結して複雑な細かい法律の山を作って、政治家(権力者)という別の暴力団組織から自分たちを防御する。
(「経済学という人類を不幸にした学問」あとがきp282)私は、かご漁業で毛がにを獲る際、海区違反をして捕まった。
そのことは、このブログに書いている。
最後に、県職員と取締り事務所の2人を相手にして、「聴聞」というのがある。
いつも言っているのだが、この操業海区の問題は、もう何十年も前からある。
県職員は、それに対し、言い訳ばかりして何もやらない。
だから、聴聞の際、「君たちは不真面目だ」と言った。
公務員たちは、法律にしたがって業務をやっているのだから、その法律のどこがおかしいのか、熟知しているはずである。
法律の問題点をわからない職員は、無能である。
国家官僚を含めて、そういう職員に適性はないのだから、即刻やめてほしい。
実は、
「岩鷲」再びの続きがまだある。
この次の火曜日のことである。
いさだ漁をやるために、道具を回収しなければならないため、凪間を狙って、早く出港した。
月曜日も天候悪く、火曜日の夜明けから悪くなる。
だから、いつもより早く出た。
宮古湾の少し北方に、変な船が停まっていた。
私は気にしないで、頭の中は、とにかく風が吹いてくる前に、回収作業を終わりたかった。
その船は、私の後を追跡してきた。
岩鷲である。
私が道具を揚げはじめたら、違反していないので、そのまま南下して釜石へ帰っていった。
私を待っていたのである。
岩鷲に電話したが、もちろん出ない。
無事回収して、帰ってきてから、取締り事務所に電話した。
やっぱり私を追跡したのは、岩鷲であり、通常のパトロールだったそうだ。
本当かよ?
3日前に私にライトを当てて、すぐに宮古湾で夜間パトロールを実施するのか。
岩手県にはたくさんの港があるのに、1週間も経たないうちに、宮古港所属の漁船をパトロール?
宮古だけ夜間パトロールを集中的にやるのか?
私は、岩鷲の船長がどういう人間なのか、知りたい。
年金大崩壊という本を読んで、そして、副島先生のあとがきを読んで、自分の経験したことが、オーバーラップしてしまったように思えた。
彼ら公務員は、いったい何を考えているのか。
posted by T.Sasaki at 21:13|
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かご漁業
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