日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2020年04月24日

感染症が人口密度を変える

こんばんは。

「SARS corona virus 2」のニュースばっかりで、嫌でも考えてしまう。
医療崩壊が予想され、そして、今朝のニュースでは、スーパー崩壊なのだそうだ。
小池都知事は、「買い物は3日に1回にしなさい」と言っているが、毎日行く暇人はいるのか?
世の中、いろいろな人がいるものだ。

感染者が増加ばかりしているから、医療崩壊は、確実に始まるだろう。
重症患者も、いずれ病院で診てもらえなくなる。
こうなると、本当に、適者生存、ダーウィンの世界である。
「SARS corona virus 2」に対し、強力な対抗力のある人が生き残る、ということだ。

と書くと、世も末と思ってしまうが、そんなことはない。
感染者でも死に至るのは、圧倒的に60代以上が多い。
50代以下で、たったの0.6%。
現在(4月19日)の実数にして、死者171人中、13人。
感染者10608人中の13人。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/#infection-status(「NHK」)

ニューヨーク州の抗体検査では、14%の住民が「SARS corona virus 2」の抗体を持っている。
すなわち、PCR検査した感染者の10倍いる、ということである。
これは、感染力は強いが、致死率は低い、ということではないだろうか。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200424/k10012403011000.html(「NHK」)

ところが、稀に若い人が亡くなると、大ニュースとなる。
「お年寄りばかりではない」ということを強調する。
何が何だかわからなくなってきた。

そんな中、スウェーデンという国が、別の方向へ進んでいる。
封じ込めるのではなく、ウイルスとの共存だ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042300702&g=int(「時事ドットコム」)

新型ウイルスには、ある程度の犠牲者はしかたがない、という考えであり、これこそ、「適者生存」の考えに近い。
ウイルス封じ込めで、何ヶ月も何年も生産活動を止めてしまうと、逆に人間を養うだけのモノがなくなり、モノの奪い合いが少なからず起こる。
そのモノが食べ物だと深刻だ。

岩手は、人口密度が小さいためか、まだ感染者がゼロである。
また、東北6県、特に、北東北3県は、新規感染者が非常に少ない。
やはり、人口密度が小さい、ということは、感染症には強いことを意味しているのではないか。
これを日本の国として、どう考えるのか。
生産活動に関して、都会に集中することはメリットが大きいが、こういう災難になった時、被害は、話にならないくらい大きい。
地方への産業分散は、必要なことになるだろう。
もし、自動車の需要が途絶えないならば、そして、部品の供給が続くならば、岩手のトヨタ工場はストップしない。
そういうことなのだ。

posted by T.Sasaki at 19:40| Comment(0) | 未来への提案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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