ふたたび、こんばんは。
夕方、私のおじが、宮古湾内で獲ったどんこを持ってきてくれた。
今回が2度目であるが、前回のどんこは、肝がぜんぜん美味しくなかった。
湾内のどんこは、体長は小さいが、肝だけはでかい。
ヨダレを垂らしながら、肝いっぱいのどんこ汁を作ったはいいが、美味しくない。
私が沖で獲ったものより、肝の色が白い。
そして、今回のどんこ。
1尾は、少し大きかったから、小皿一枚程度のはたきを造り、残り2尾は、どんこ汁。
前回の反省から、1尾分だけの肝を入れ、食べてみたら、これが美味しい。
沖のどんこと同じ。
肝の色が、少しピンク色がかっていて、「これなら美味しいかも」と思っても、全部の肝を入れる勇気もなかった。
残念。
すぐにおじさんに電話をし、獲った場所の違いを聞いた。
これは漁師の秘密である。
海の中の餌の違いだろう。
久しぶりにどんこを食べて、幸せな気持ちになった。
日本酒とどんこのはたきとどんこ汁で、コロナを吹っ飛ばせ!
コロナも吹っ飛ぶような魚料理を毎日食べている人がいる。
「
魚屋一番!岩船商店マルアちゃんのめんこい日記」
魚屋の娘というのは、やっぱり魚料理が上手だ。
しかも、いろんな魚が自由自在に手に入るみたいだから、なお羨ましい。
こういうところには、婿に入ったほうが得だと思う。
一応、魚を扱う私にも妹がいるが、ぜんぜん、魚をさばけない。
「漁師の娘のくせに、まるっきりだなあ」と文句を言うと、「すみません」と謝る。
妹は、箱入り娘だった。
これは、漁運丸の伝統らしい。
祖父の時代から、ここの女たちは、魚を造るのが下手くそで、嫁も下手くそ。
だから、祖父にしろ、父にしろ、私にしろ、沖から獲ってきた魚は、男が作ることになっている(泣。本当は、帰ってきたら飲んでそのままごろんしたいのに)。
posted by T.Sasaki at 21:17|
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