日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2020年03月31日

世界同時デフォルトという大風呂敷

こんばんは。

いさだ大不漁で、悪天候予想から、明日は休漁。
たぶん、明後日も休漁予定。
もう、デフォルト(債務不履行)になるかもしれない。
というのは、大袈裟だが、漁船経営が大変なのは確か。
それに追い討ちをかけるように、コロナ騒ぎ。

世界各国では、コロナ対策で莫大な財政支出をやるらしい。
困っている企業を助けるために。
例えば、日本でいえば、トヨタに代表される自動車産業。
今の状況で、「新車を買う」という人は、少ないだろう。
極端にいえば「外に出るな」という指令を出す事態になっている中、誰が車を買うだろう。
もう、食品などの本当の生活必需品しか、モノは売れない。
あと、やっていけるのは、公務員とネットワーク関係か。
それ以外の職種で生計を立てている人たちに対して、経済対策するには、現金給付しかなくなった。

各国の財政事情は、自転車操業状態だ。
特に、イタリア、スペインなど、元々、国家財政がよろしくない国を、コロナが直撃したものだから、それは大変だ。
加えて、「世界の警察官」をやめつつあるトランプ・アメリカでさえ、巨額の財政出動をするのだから、これはただ事ではない。

私は以前から、「民主政は財政破綻を繰り返す」と書いてきたが、コロナ騒動で、民衆を救うため、財政破綻は避けられないように思う。
この難局を脱出するためには、「世界同時デフォルト」しかない。
全世界の国で、同時に破産し、新通貨を発行する。
と、大風呂敷を広げてみた。

今年のいさだでは、乗組員を募集するにあたって、1ヶ月の最低保障30万円、歩合給は、船主5分、乗組員5分、という破格の条件を提示した。
もし、昨年やっていれば、乗組員には100万円、一昨年やっていれば、200万くらい当たる条件である。
「大風呂敷とは、このことだ」と指摘する人たちもいるかもしれないが、いさだ漁に限っていえば、ヒーローは、船主船頭ではなく、明らかに乗組員である。
ブリッジでふんぞり返っている船頭には理解できないだろうが、これは、10年以上も下積みをやって、それから船頭をやった私だから言えることではある。
posted by T.Sasaki at 20:16| Comment(0) | 未来への提案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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