日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2020年03月12日

白糠漁協タコ縄部会の取り組み

ふたたび、こんばんは。

水産新聞社には悪いが、非常にいい取り組みなので、北海道白糠漁協のタコ縄部会のことを引用させていただく。
文中にあるくじ引きは、日高地区でもやっているようだ。
これは、私が様似港へいか釣りでお世話になった時、他船から教えられたことである。
10年以上も前の話だ。いや、もっと前かもしれない。
それでは、紹介する。
まずはリンクを貼るが、その続きである。

https://suisan.jp/article-11811.html(「水産新聞」)

 主力となるヤナギダコの放流サイズは部会員間で1.8キロ以下に取り決め。午前3時に一斉出漁、無線で漁模様を連絡し合い、その日の漁獲量を調整、資源保護と価格安定に努めている。また部会員間の格差是正と継続的な資源保護を目的にくじ引きで漁場を決める輪番制を採用している。
 禁漁区は前浜の幅3マイルに設定。稚ダコの多い水深60メートル以浅も全面禁漁としている。
(2020年3月9日付け「週刊水産新聞」1面)


やなぎだこは、比重が軽い。
したがって、1.8kgのやなぎだこは、3kgぐらいのみずだこの大きさになるのではないか。
しかも、魚体もみずだこのように大きくならないから、ほどよい大きさのように思う。

この1.8kgという中途半端な数字は何だろう。
船内で計って2kg、市場渡しで水分を引かれて、1.8kgという意味なのか。
それなら、確かにそのほうがいいかもしれない。

浅い海域は禁漁区であり、共同漁業区域に禁漁区のない岩手とは、雲泥の差がある。


posted by T.Sasaki at 22:06| Comment(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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