ふたたび、こんばんは。
水産新聞社には悪いが、非常にいい取り組みなので、北海道白糠漁協のタコ縄部会のことを引用させていただく。
文中にあるくじ引きは、日高地区でもやっているようだ。
これは、私が様似港へいか釣りでお世話になった時、他船から教えられたことである。
10年以上も前の話だ。いや、もっと前かもしれない。
それでは、紹介する。
まずはリンクを貼るが、その続きである。
https://suisan.jp/article-11811.html(「
水産新聞」)
主力となるヤナギダコの放流サイズは部会員間で1.8キロ以下に取り決め。午前3時に一斉出漁、無線で漁模様を連絡し合い、その日の漁獲量を調整、資源保護と価格安定に努めている。また部会員間の格差是正と継続的な資源保護を目的にくじ引きで漁場を決める輪番制を採用している。
禁漁区は前浜の幅3マイルに設定。稚ダコの多い水深60メートル以浅も全面禁漁としている。
(2020年3月9日付け「週刊水産新聞」1面)やなぎだこは、比重が軽い。
したがって、1.8kgのやなぎだこは、3kgぐらいのみずだこの大きさになるのではないか。
しかも、魚体もみずだこのように大きくならないから、ほどよい大きさのように思う。
この1.8kgという中途半端な数字は何だろう。
船内で計って2kg、市場渡しで水分を引かれて、1.8kgという意味なのか。
それなら、確かにそのほうがいいかもしれない。
浅い海域は禁漁区であり、共同漁業区域に禁漁区のない岩手とは、雲泥の差がある。
posted by T.Sasaki at 22:06|
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