日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2020年02月23日

忖度だらけ

再び、こんばんは。

ここでは書いていなかったが、いさだ許可が私に割り当てられた。
ダメもとで応募したのが幸いした格好になった。
しかし、納得いかないところがある。
私に、なぜきたのか不思議なのだ。
そこで、宮古水産振興センターに電話して、「忖度したんじゃないの?」とはっきり聞いた。
対応した人は、「違います」と言っていた。
私は一度落選したらしいが、当選した人が一人辞退したため、残り番であった私に回ってきたとのこと。

運がいいとしか言いようがないが、いさだ許可を欲しかった人は、ほかにも何人かいる。
たった何人かなのだ。
その人たちも、許可を持っていても休漁する人から許可を借りようとしても、県はそれに対し、オーケーを出さない。
県は、水産振興をあきらめたようだ。

一昨年の暮れから昨年正月にかけて、いさだ漁業許可の「失効に係る許可」のことで、県の水産部局と争ったが、あのM課長のおかげで、みんなひどい目に遭った。
今回のそれも、あのM課長の判断が発端となっている。
あんな課長でも、栄転だそうだ。
人事課も頭がおかしくなったのではないか。

県の漁業許可には、「忖度」がかなり働いているのではないか、と思わざるを得ない。
いろいろと聞こえてくるのは、「なぜ、彼ができて、オレができないんだ。理由がわからない」という声。
実は、許可を借りる話もそうなのである。
コウナゴの許可の取得のしかたでも、おかしな方法をとっていたのが、いさだの新規許可にも波及したりした。
県職員は、ちゃんとした意見で突っ込まれれば、回答できないくらいにボロボロである。
大丈夫なのだろうか。
(私は、2そう曳きトロールに関して、いっぱい聞きたいことがある。どうせ県は回答できないだろうから、水産庁に聞きたい!)


「忖度」が日本国中で流行りすぎて、みな無感覚にやっているのだろう。
忖度といえば、森友学園。
森友学園といえば、籠池氏。
森友学園補助金詐欺事件で、籠池夫妻に有罪判決が下された。

https://mainichi.jp/articles/20200219/k00/00m/040/079000c毎日新聞

これは、2月19日にことであるが、昨年12月に発行された「紙の爆弾」では、裁判の内容からして、有罪はないのではないか、という感じがしていた。
読んでいない人のために、ちょっとばかり紹介する。
森友学園は、補助金申請したわけだが、その申請書は、キアラという会社が作成している。
ここで引用する。

 キアラはすべての手続きを進め、担当者Y氏は手続き書類の内容を籠池氏に見せずに申請していたことを、弁護士の尋問で明らかにした。つまり、検察側が主張した「森友学園=籠池氏が主導して補助金搾取した」という事実は否定されたのである。これはネット上でも大きく採り上げられた。
 国の補助金手続きは、必要書類が十数枚に及び、金額の算定のための設計・工事見積書も、事業者でなければ作成は不可能である。実際、キアラは申請段階から虚偽の内容による申請を行ない、その帳尻合わせのために過大な工事契約書を施工業者の藤原工業(株)(大阪吹田市)に依頼し、作成させていたことがわかった。
 ここで不正があれば、第一に追求を受けるべきは、プロである事業者である。ところが検察特捜部はキアラや藤原工業に対し、共謀者として名指ししながら捜査も逮捕もしなかった。そのため、検察の犯罪立証は「両事業者は施主である森友学園に従った」という虚構に頼るしかなかった。
(2020年1月号「紙の爆弾」p60)

振り返って、森友学園“本丸”は、三メートル以深から新たな埋設ごみが見つかり、その撤去費用として約八億円を値引く、というものだった。そして、埋設ごみが存在する証拠として国(国交省大阪航空局)が提出した偽装試掘写真資料を作成したのがキアラと藤原工業なのである。
(2020年1月号「紙の爆弾」p63)


ここでも、検察が、国及び安倍首相に忖度していることがわかる。
そして、先日の裁判所及び裁判官たちも、忖度している。

岩手県にも、国にも、「信用する」という言葉を使うのは、もったいないのではないか。
posted by T.Sasaki at 21:39| Comment(0) | イイカゲンにしなさい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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