日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2020年01月20日

つきの木

こんばんは、4度目。

「windows 7」のサポートが切れたから、パソコンがいかれる前に、撮ってあった写真など、一気に放出。
ブログを、写真のWebストレージ代わりに。

実際には、マイクロソフト社は、まだアップデートを提供してくれている。
いつまで提供してくれるのかわからないが、良心的だと思う。
「windows 7」である私のソニー製VAIOの安定性は、非常に優れていた。
「windows me」の時代に比べれば、天と地の差がある。

私のタブレットもソニー製であるが、長年使っていると、タッチしても、動作しなくなってくる。
船のブリッジで、何度も落としたりしたためかもしれないが。
それに比べれば、パソコンのキーボードとマウスは、耐久性に優れている。
長時間の作業は、まだまだタブレットはかなわない。

前置が長くなったが、その保存してあった写真の中に、羨ましがられた私の住環境を示すものがあった。
それがこれ。

つきの木.jpg

3.11大津波にさらわれた家のあった場所から撮った写真である。
いとこが撮っておいたものを、プレゼントされた。
見るのも嫌だったが、今は、思い出の1ページである。

私が幼かった頃、国道45号線は、舗装されていなくて、まだ砂利道であった。
車もほとんど通らないから、三輪車で自由に遊んでいたし、飼い犬も道路を自由に走っていた。
異人館(喫茶店)はもちろんなかったが、それでも、景色は抜群であった。
写真の木は、つきの木であり、これが、これが、丈夫な木であり、津波をかぶっても生きていた。
松の木とは、生命力が違う。
今は、その木はなく、コンクリートの山があるのみである。

その8年後、今年の台風19号で、この家のあった場所で土石流が発生し、もし、3.11大津波がなかったら、みんな死んでいただろう(「台風19号の爪痕」参照)。

人生、何が起きるかわからない。
たまたま、偶然が重なって、私は生きている。

と、今は思うし、みんなにも言っている。
何が幸せで、何が不幸なのか。
仮に、私が普通に細君がいて、子どもがいて、それで、3.11大津波が来て、そして、仮に来なくて、台風19号で死んで、・・・。



だから、もう、この写真は、良くも悪くも、思い出の一つになった。
posted by T.Sasaki at 21:40| Comment(0) | 津波の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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