日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2019年12月10日

新聞は、ウソをつく

再び、こんばんは。

先週土曜日の岩手日報に、「サンマ史上最低見通し」という見出しの記事があった。
この記事の下ほうに、小さく、「イカや秋サケも不漁深刻」という記事があり、これを一部転載する。

 今年のスルメイカの4月〜10月の漁獲量は1万4千トンで、記録的な不漁となった前年同期より、さらに2割少ない水準に落ち込んだ。産卵場所である東シナ海の水温低下などの影響が指摘される。
(2019年12月7日付け「岩手日報」2面)


これは、ほら吹き記事である。

するめいか資源にとって、今年度の東シナ海は、好環境だった」で書いたとおり、今年の東シナ海は、するめいかが増えるのに、適した水温だったのである。
だから、これを書いた記者は、取材していないで書いたか、トロール業界からカネをもらっているか、どちらかである。
記事のことは、すでに、久慈の親分と話をし、私が岩手日報に談判することになった。
電話をした結果、これは、岩手日報が書いた記事ではなく、共同通信から配信記事なのだそうだ。
電話で対応した人は、「伝えておきます」と言っていたが、・・・。

それなら、最初から、「共同通信」と引用先を示せよな。

新聞業界、大丈夫か?
posted by T.Sasaki at 21:24| Comment(0) | いか釣り漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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