日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2019年12月08日

中村哲さんの偉大さ

こんばんは。

先日、「年金受給まで、あと10年か」を書いた時、すでに、中村哲さんの亡くなったニュースが流れていた。
自分は、「何もしない人生だったように思う」と書いたのは、彼のような立派な人生と比較してしまったからであり、やけ酒を飲みたくなってしまうほど惨めであった。
沖から帰ってきて疲れてしまうと、もう若くないせいか、心も沈んでしまう。
ましてや、漁も思わしくないと、余計にいらないことまで考える。
失敗だった様似遠征」で、一緒に行った船は、あの日、そのまま様似港へ戻り、その後、北海道で漁が出て、私と別れてから、1千万円も水揚げしたそうだ。
それもたった1日、あと1日、我慢していれば、私もそれにあやかることができた。
途中経過も電話で聞いていたが、すでにこちらは、いか釣りの艤装を解除して、鮭を獲る準備をしていたから、どうにもならない。
鮭は、史上最高の大不漁であり、もう年内の漁はあきらめるしかない。

しかし、失敗したからといっても、死ぬわけではない。
中村哲さんの死から比べれば、こんな失敗など、どうでもいいものである。

彼のことは、善意のあるメディアなら、ずっと伝えてきた。
旧「漁師のつぶやき」だったと思うが、何かの本で読んで、私は、彼のことを紹介したことがある。
もうアーカイヴもないかもしれないが、すでにその頃から、尊敬されるべき人間であったことは記憶している。

今、書いているこのブログで、確か、ボランティアに関し、次のようなものを書いた。

自分がボランティアをあまりやらないことに関し、悔しい思いも吐露したりしたが、しかし、誰もがボランティアをやってしまったら、生産活動というものがなくなってしまう。
特に、1次産業の農業、漁業などの食糧生産業の従事者がすべて、誰かを助けるためにボランティア活動をやり始めたら、とんでもないことになってしまう。
だから、通常、生産活動は、やるべきことなのである。

と、再び、思いなおした。
疲労がなくなって、体が元気になれば、マイナス思考は消え去る。



それにしても、中村さんはすごい。
この写真を見て、そう思わずにはいられない。

https://www.news-postseven.com/archives/20191207_1503858.html/3?IMAGE&PAGE=3(「NEWSポストセブン

ノーベル賞平和賞をもらってもおかしくない。
posted by T.Sasaki at 21:12| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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