日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2019年10月05日

D親分の教え

再び、こんにちは。

最近よく登場するD親分は、非常に尊敬できる人間である。
脱サラしてから、自分で漁船漁業をやり始めた人であり、先輩たちからいろいろ聞いて、あとは自力で、挑戦の繰り返しの連続である。
その長年の苦労が、現在報われている形になっている。
釣りのプロである。
テレビにも出たし、新潟県のテレビコマーシャルにも出ていた。

しかし、先輩たちの中には、「俺が教えただろ」という高圧的な人もいて、操業時に困難を伴うこともしばしばあるそうだ。
せっかく伸びた後輩を、いつまでも子分扱いするのは、良くない。
私なら、後輩に対し、大漁させるよう、配慮するのであるが。

以前、昼いかで、実際に、そういうことをやってきた。
例えば、新人が、いい漁模様を出しても、すぐには行かないで、その新人の獲った箱数がある程度いっぱいになってから行ったりした。
彼が、宮古魚市場でその日一番の水揚げになるよう、画策したときもあったが、結果はよくわからない(私はあまり他人の水揚げを知らない。宮古の場合、自分の水揚げさえ、よくわからない。笑)。
自分が教えた成果が、その新人に表れるのは、うれしいと思う。

D親分からは、釣りのことに関して、いろいろと教わる。
いか釣りでも、今、教えられたことを実験中である。
太平洋では、あまりに漁がないため、その成果が実感できるほどの水揚げができるかどうかわかならいが、「やってみる」ことに価値があると思っている。
D親分は、そうやって、成長してきたのだから。
posted by T.Sasaki at 12:38| Comment(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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