日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2019年09月05日

非力ないか釣り漁業

再び、こんにちは。

これを見てほしい。
八戸みなと漁協の水揚げ相場である。

http://jf-hachinohe-m.or.jp/freepage_13_1.html(「八戸みなと漁業協同組合」」

いか釣り漁業というのは、非力であることがわかると思う。
トロールの木箱は20kgだから、3000箱を掛け算すると、60トンである。
いか釣りの発砲入りのスルメイカは、5kgとされているから、これは、12000箱に相当する。

まき網漁船のするめいかは、マジリである。
これに何割まじっているのかは、あまり公開されない。
これを、みんなにわかるように公表すべきだ、と、先日の意見交換会でも指摘されている。
9月3日までは、順調に、マジリを獲っていたが、最近、獲り尽くしたのか、水揚げが減少した。

この相場のページを観察するだけで、いか釣り漁業が資源に対し、優しい漁法であることは理解できると思う。
逆に、法律の定めるところによる指定漁業、すなわち、国の管理するまき網漁業とトロール漁業は、漁法としては、資源に対し、非常に大きな脅威である。


このことを、水産庁が理解できないわけがない。
posted by T.Sasaki at 16:55| Comment(0) | いか釣り漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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