こんにちは。
岩内祭りの真っ最中に、街中で、赤坂奴の演舞を見た(演舞という表現でいいのかわからない)。
なかなか勇壮なものだ。
のぼりを読むと、「岩内赤坂奴槍友会」とあり、「岩内町無形民俗文化財第一号指定」とある。
奉納金を納める事業者などを回って、演舞してくれるようだ。
「今日の最後は、魚市場で全部やるよ」と警備の係員から聞き、夕方5時前に、市場へ。
市場から見た泊原発。
岩内原発といってもいいくらい、こんなに近い。

これが、赤坂奴の演舞。

演舞の最終段階で、槍を投げ渡す。

これらは、すべて、ほぼ片足で行われる。
しがたって、相当に足を鍛えなければできない。
数年前の動画が、U-TUBEにあった。
https://www.youtube.com/watch?v=s8TXgo37JRgこの動画では、こらえきれなくて、片足を地面に付けたりしているが、今回の演舞は、完璧のように見えた。
お神輿の入場。

2基のお神輿でうねりを表現か。

猿田彦さまに向かって、お神輿万歳か。

偉い人たちが、口上して、本日終了。
ここで少々、赤坂奴について。
Webで「赤坂奴」で検索すると、少し書いてあるのだが、赤坂奴は、旗本奴のことのようだ。
私は、「やくざと日本人」という本を読んだことがあるが、やくざの起源は、江戸時代にある。
それも、旗本奴と町奴、それが、火消し(つまり消防)へと連なっていった。
そんな当時の旗本奴が、こんな演舞をやったわけではないだろうが、なぜ、この岩内に赤坂奴を保存する機運が生まれたのか、それに興味がわく。
下記のブログでも、「赤坂奴の発祥を検証する事が必要と思います。」としている。
が、しばらく更新していないみたい。
https://blogs.yahoo.co.jp/matibitott2004/14103573.html(「発足 共和 岩内 北海道 日本」
https://blogs.yahoo.co.jp/matibitott2004)
お神輿のこの写真を見てもらえば、わかるように、お神輿のかつぎ棒には、白いふわふわした肩当が付いている。

わが高浜のお神輿でも、この肩当を付ければ楽だと思う。
岩内神社のお神輿は、高浜のものより少し大きい程度で、かつぐ人数は、圧倒的に岩内神社のほうが多い。
かつぐ人数が少ないのならば、余計に肩当が必要に思う。
まあ、岩内の場合、2日間、かつぎっぱなしだ。
高浜の場合、半日だから、「それくらい我慢しなさい」と言われれば、それまでだが(笑)。
それにしても、いいものを見せてもらった。
posted by T.Sasaki at 16:37|
Comment(0)
|
観光・絶景
|

|