日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2019年06月11日

佐渡島の漁協

こんにちは。

ヤマセが吹いて、休み。
それほどの悪い天候というほどではないが、漁がないから、船の消耗を防ぐ意味でも休んでいる。
両津港は、北西や南西の風だと、湖のように静かであるが、北や北東系の風だと、ちょっと波が入る。
港内の船は、みな揺れている。

暇なので、市場関係者やD親分から教えてもらったことを紹介する。

ここ佐渡島には、7つの漁協がある。
佐渡漁協、水津(すいづ)漁協、加茂湖漁協、羽吉浜(はやしはま)漁協、内浦漁協、内海府漁協、姫津漁協。
下記のリンクには、佐渡島にある漁協の概略が示されている。

http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/938/1000/gyokyogaiyo_592369,0.pdf

これを見ただけで、佐渡漁協は、いち早く各地区の単協が合併したものだとわかる。
他の漁協は、それ相当に経営内容がいいから、合併していないのだろう。
D親分の話では、優良漁場の定置網を持つ単協は、配当金がいいから、出資している組合員からすれば、合併しないようがいい、という考えだろうとのことである。

しかし、彼は、漁業者の超高齢化が控えている中、それでいいのか、と疑義を呈している。
このことは、わが岩手でも同じことがいえる。

新潟沖のいか釣りは、今年の場合、沖合に漁場が形成されない。
代表的な瓢箪漁場に4回行ったが、私は、まだ1匹も釣っていない。
もう誰かが良い漁模様を出すまで、行く気がしない。

山形沖の鎌漁場も同様で、行った船は、何匹とか何個とか、そんな漁獲しかない。
同じ山形沖の向瀬漁場も、まだ獲れたという話を聞かない。
かろうじて、佐渡島の棚であるヒラ漁場、佐渡海峡、中瀬に、たまに数十個程度の漁があるのみである。
つまり、水深の浅い海域ほど、するめいかが少しでも多い状況なのである。

新潟県のいか釣り漁業許可は、佐渡島から6マイル以内での県外船の操業を許していない。
これは地元いか釣り漁業者の要請であり、私が以前来ていた頃は、そんな制限はなかった。
いつからこうなったのかは、よくわからない。
いつの間にか、そうなっていた。
それでも、昨年までは沖合に漁場が形成されたから、燃油代を上回る分は、獲れた。
しかし、今年はそれもないから、県外船はみじめである。
かといっても、地元船はちゃんと操業しているか、というと、最近、島の西側のいか釣り船が動き始まった程度であり、ここ両津港にいるいか釣り船は、まったく動いていない。
エンジンオイルは、相当に硬くなっているに違いない。

佐渡市場側にすれば、水揚げしてもらいたいから、県外船に対する制限をあまりよく思っていないのではないか。
D親分も、高齢化でいか釣り船の自然減船の進む中、地元船を守ろうとする制限に意味があるのかどうか、と批判的である。


posted by T.Sasaki at 16:23| Comment(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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