日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2019年06月08日

新潟から佐渡へ移籍した理由

こんにちは。

これ、するめいか。

浮き上がったするめいか.JPG

水面に浮きあがって、針にとっつかない。
釣り漁業なんて、こんなものだ。
これらが生き残って、産卵するのである。
指定漁業(まき網やトロール、特に2そう曳トロール)の人たちは、これがわかるか。

相変わらず、新潟沖の大不漁は続いている。
こうなると、遊んで歩くしかない。
ということで、今度は、国中平野の北回りをドライブした。
ちょっとしたお見舞いも兼ねて。

国中平野の北側の西側を外海府といい、東側を内海府という。

外海府.JPG

外海府の海岸であるが、基本的に、このような岩礁は無数にあり、きっと魚や貝類や海藻類は、たくさんいると思われる。
しかし、意外にも、佐渡市場へ水揚げを見ていると、それほど量が多いわけではない。
今朝、市場の事務所で少し話を聞いたきたが、佐渡島には、正式な市場はここしかなく、ほぼすべての地区からここへ陸送されるようだ。
だいたい、島全体の漁獲のうち、4割程度が新潟市場へ送られ、残りが佐渡市場だという。
その他、直接東京市場へと送られるのもあるそうだ。
仮に、佐渡市場の水揚げ量に1.5倍掛け算しても、ちょっと少ないように感じる。

ここの魚市場は、悪いところは別に何もないのだが、不便なのは、イカ箱をパレットに積む際のアルバイトがいないこと。
したがって、荷揚げ料(リフト代ともいう)は、他の市場のようには徴収されない。
「これを支払ってもいいから、どうにかならないのか」とお願いしてみたが、人不足のため、できないのだそうだ。
以前は、やっぱり、新潟市場と同じように、定年退職した人たちが手伝っていたそうだが、悲しいことに、そういう人たちもいなくなり、今や、腰を曲げて、足を引きずっている人が、手伝う程度である。
こうなると、自分で探して、確保するしかない。
全然、漁がないから、今は構わないが、100箱とか200箱とか獲れた時の重労働が思いやられる。
「とんでもない所へ来たものだ」と乗組員と話をしている。

私は、先日、新潟漁協に電話をして、ちょっとしたことを聞こうと電話したのだが、その時、「裏切り者の岩手の漁運丸ですが、」と言ったら、「いえ、そんなことないですよ。また来てください」と言われた。
まあ、気分は悪くないが、新潟漁協側としては、気分悪いだろうなあ。

なぜ、新潟漁協から佐渡漁協へと移籍したか、というと、漁場が近くなる分、燃油代が違うからだし、体力的にも楽だから(新潟県は、1隻1港のみ)。
そして、乗組員にも言っていることだが、浮いた燃油代で、新潟へ遊びに行くジェットフォイル代やフェリー代を支払っても、おつりがたくさん来る、という話。
その金を乗組員にあげようと思うのだが、今のところ、そんな水揚げもないから、お預け状態ではある。



こんな大不漁だと、いさだ許可騒動が非常に惜しい。
今年のいさだ漁は大漁で、最終的に値崩れを起こし、予定生産量を消化せずに、岩手宮城両県で切り上げた。
来年のいさだ漁は、最低保障の給料で終わる可能性が高く、仮にいさだ許可が下りても、もう、下北から応援に来てくれる人はいないかもしれない。
そして、乗組員を確保できない、ということは、さらに、許可失効してしまうことになる。
タイミングを逃せば、こんなことになってしまう。

すべてを自己責任にするのは、簡単だ。
自己責任主義を徹底するならば、行政機関など要らなくなり、弱肉強食の世界になる。
この意味を、今回関与したM課長、退職したI課長、および岩手県沿岸組合の組合長は、よく考えるべきである。


posted by T.Sasaki at 16:59| Comment(0) | いか釣り漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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