再び、こんばんは。
まずは、これ。

(2019年3月16日付「岩手日報」3面)
見方を変えれば、なるほどなあ、と思う。
昨年だったか、他のいか釣り船に乗っている私の友だちが、このことについて話していたことを思い出す。
今では、小型船でも、インドネシア人を乗せているのだが、友だちの主張では、外国人を乗せなければならない船主は、それだけ漁のやり方が下手なのだから、本当は、淘汰されるべきなのだそうだ。
なるほど、本来、淘汰されるべき船が、賃金の安い外国人労働者によって、存続できるのだから、その分の漁獲物が減少してしまう。
以前にも書いたことだが、魚類資源の減少により、漁船も淘汰されて減少し、減りきったある時点から、今度は、魚類資源が回復することになる。
そして、漁船も増加し、再び、資源は減少する。
これが自然なサイクルとして、繰り返されるのである。
しかし、低賃金や漁業補助などで、淘汰されるべき漁船が漁を続ければ、魚類資源は、ますます減少するから、資源回復はかなり遅れることになる。
この新聞記事から、彼の言葉を思い出し、今、納得した。
日本人と日本近海の魚類資源を守るためには、必要な考えであると思う。
posted by T.Sasaki at 20:47|
Comment(2)
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漁業
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私も同意見です。
水産振興は的外れが多いですね。
的外れなのか、的がないのか、ちょっとわかりません。
みんな、県の判断に首をかしげています。