こんばんは。
操業中の毛がには、予想通り、まるっきりダメである。
8cm以上のみの漁獲となれば、来年以降に期待するしかない。
しかし、なぜか、大槌沖より南のほうで大漁だ。
羨ましい。
そのせいか、浜値も下落し、平均単価が2000円を切ったりしているとか。
私はあまり値段を見に行かないため、本当のところ、仕切書をもらってくるまでわからない。
でも、北海道と同じ8cm以上のサイズにしたからには、それなりに買ってもらいたいものである。
北海道は、2017年で平均単価が3889円であり、2018年で4305円である。
水産新聞社には悪いが、転載させていただく。

(2019年2月4日付「週刊水産新聞」1面)
宮古の仲買人、しっかりしろ!
採捕できる毛がにの甲長を7cmから8cmにする時、資源増殖と平均単価の上昇を謳っていたと思うが、岩手の場合、地元の消費需要しか計算できないようだ。
価格形成は、7cmのときと同じと言える。
毎日、1トン以上も揚がるようになれば、8cmでも、1000円を切るのではないか、と思ってしまうほどだ。
これならば、閉伊埼以北の浅い海域で操業する私たちにとって、7cmのほうがいい。
浅い海域には、小さい毛がにしかいない。
7cmクラスの毛がにを馬鹿にしないでほしい。
かにみそは、7cmクラスが一番美味しい。
それから、資源増殖という考えを持ち出すならば、4月以降の特別採捕などやめたほうがいいし、かご漁業の周年操業もやめたほうがいい。
ここでは書かないが、他県のかご漁業は、厳しい措置を受けている。
なぜなら、かご漁業は、効率が良すぎる漁業だからである。
posted by T.Sasaki at 20:43|
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かご漁業
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