こんばんは。
前回の更新で、次の文を記した。
「ただし、あみ船びきあみ漁業にあっては、この限りではない」というのは、つまり、関係者の意見を聞いてから、県が判断する、ということである。(
前回の文書参照)
県は、実際に、関係者の意見を聞くことにしている。
これは、一昨年7月に発行された岩手県から各漁協宛ての文書である。

これに対応するため、昨年の漁期前に、いさだ部会で決定した次の文書が、沿岸組合(岩手県沿岸漁船漁業組合)を通じて、県宛てに出されている。

しかし、県は、これを考慮せず、「失効に係る許可」を認めない方針を貫き、最終的な文書を、昨年6月に各漁協宛てに送信した。

この文書の中にある関係者というのは、沿岸組合の志田組合長である。
“いつの間にか”、組合長も昨年変わっていて、県の提案に対し、そのまま同意したようだ。
ここで、志田組合長が、昨年の県に対する要望書を踏襲して、粘って説得していれば、「失効に係る許可」は出たかもしれない。
東京電力からの損害賠償を、勝ち取るくらいの交渉術を持っている人間だからである。
ところが、あっさりと同意した。
この点を、私は、電話で直談判したら、「県の決めたことだから、しかたないだろ」という返事であった(ものすごい威張り口調で言っていた)。
「いや、そうでないでしょう。あなたは、組合長なんだから、何とか粘ってみたらどうですか。一応、私は、水産振興課のM課長と話をしたら、再考するという返事をもらいました。ただし、私個人ではダメだから、団体で要望してほしいと言ってました。」と言ったら、「お前一人がオレに頼んで、オレが動けってことか?そんなの、できるわけないだろう」という、ぜんぜんありがたくない返事をもらった。
それから、「それでも、私、頑張りますから」と伝えて、終話。
ちなみに、これらの文書には、「許可方針改正の要否」とあるが、現在の許可方針でも、「失効に係る許可」は十分に出すことができる。
前回紹介した許可方針の文書には、「この限りではない」とあるから、許可を出すことができるのである。
もし、まったく許可を出するつもりがないならば、「ただし、あみ船びきあみ漁業にあっては、この限りではない」としないで、「ただし、あみ船びきあみ漁業を除く」と記すべきである。
そうしなかったのだから、現行の許可方針をいちいち改正しなくても、許可を出すことは可能である。
志田組合長への直談判のあと、それならばと、いさだ部会の地区幹事たちへ、この文書を示して、声を上げてもらおうと思い、小本地区から山田地区幹事へ、一連の文書を配布するように私は車を走らせた。
もちろん、宮古漁協の参事や指導課にも伝え、それから、宮古漁協は、岩手県にかけ合ってくれた(宮古漁協の大井組合長はすでに県へ許可を出すように要望したが、拒否された)。
だんだん嫌気がさすことがあったが、重茂漁協を訪れたときのことである。
その漁協の若い職員が、すばらしいことを私に言ってくれた。
純粋に勇気付けられ、しばらく、粘ることにした。
その後、前出、船越のT丸と話をして、さらに南下し、釜石地区の友だちに、釜石地区幹事との面会を取り計らってもらったが、残念ながら、会ってもらえなかった。
いくら、私を嫌いでも、話を聞くくらいの態度は、大人として、持ってもいいと思うのだが。
それから、あるルートを通じて、いさだ部会の部会長に、これらの文書は届いていると思う。
もっと南下しようと思ったが、「無駄足かもしれないよ」という有難くない忠告を受け、釜石から南の役員には、伝えるのやめた(T丸は顔が広いから、それより南の人たちに、この文書のことを伝えたようだ)。
さて、いさだ部会は、この話をこのまま無視するのだろうか。
無視するような団体ならば、腐っているとしかいいようがないのである。
じっくりと観察させてもらうことにする。
県の水産振興課に何度も電話したが、取次ぎの人に、「ごめんさい。何度も怒っている宮古の漁運丸です」と言ったりするくらい、厳しいことを言った。
まさか電話でばっかり言うのも都合が良すぎるかなあ、と思い、県庁まで足を運んだのは、すでに書いたとおりである。
話をしていると、どうどうめぐりになってしまう。
「それは、さっき言ったことじゃないですか。もう何度も何度も!」
まるで、バカみたい。
この話を、いろいろな人に言ってみた。
そうすると、「県と沿岸組合が、何かやっているんじゃないの?」と言いたくなるそうである。
素直に考えれば、そうなってしまうのである。
最後に、次の宮古漁協の文書を載せる。

沿岸組合発行の文書は、私が事務局に送ってもらったものだが、その他の県の文書とこの文書の3枚とじを、偶然、年末に見つけてから、私は動けるようになったし、T丸も確実な文書を持ったから、県議会議員や市議会議員たちと行動することができた(私がいか釣りで旅歩きしている時期の文書なので、山積みになっていたもの)。
宮古漁協のことを、少しは、まともな漁協かな、と思ったりしている。
posted by T.Sasaki at 19:52|
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