日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2018年10月05日

港内では、早めに減速を

こんばんは。

体でお返し」でお返ししたつもりが、最終日にまたY丸さんが酒を持ってきた。
それも泡盛の古酒である。

二本の酒.JPG

緑色のビンのほうが、「会津ほまれ 純米大吟醸」で、ほまれ酒造製。

https://www.aizuhomare.jp/

白いビンが、「くら 琉球泡盛 3年熟成古酒」ヘリオス酒造製。

http://www.helios-syuzo.co.jp/

日本酒のほうは、美味しかった。
泡盛古酒は、ひさしぶりに飲んだ酒で、新潟で紹介された「千年の響き」以来。
これは、ロックで飲むと美味しいが、もう強い酒は飲めなくなった。

プレゼントしてくれた人を、Y丸さんと書いたが、勇漁丸さんである。
私が今まで見た人の中では、世界一のお人よしだ。
他人に何かされても、「いいよ。いいよ」と。
これしか、答え方をしらないのかもしれない(笑)。
また久慈にいったら、彼の好きな焼酎を持っていくことにする、かな?

彼は地元船であるにもかかわらず、いか釣り船が込み合うために、市場の外側の諏訪下公園岸壁に係船している。
そして、知り合いであることから、私は、彼の船にそのまま係船した。

久慈港は、湾口防波堤ができてから、港内が非常に静かになった。
以前は、ちょっとした波やうねりがあると、船が行ったり来たり忙しかったが、今や、八戸の舘鼻漁港と同じくらいの静かな港になった。
係船場所が少ないのが、大きなネックではあるが。

勇漁さんは遠慮して、久慈漁港で最も悪い場所に係船している。
帰航船の中には、減速のしかたが遅い船がいて、勇漁さんと私の船が、とんでもなく揺れたりした時もあったが、それを見て後悔したのだろうか。
ほどほどに手前から減速するようになった。
減速の遅い船は、一般に、小さい船が多い。
小さい船でも、いか釣り船は、大きな波を立てる。

日曜日以外のいか釣り船の休みの日には、定置網漁船が行き来する。
勇漁さんが話していたが、1隻だけ、減速しない定置漁船がいるのだという。
釣り舟(?)でも、同じ船名の船が、やはり減速しないのだという。
防舷材をしっかりやっていても、勇漁さんの船の取り舵側は、傷だらけである。
かわいそうだ。

そこで、少し提案しておいた。
定置網の船長というのは、どうせ自分の船ではないから、乱暴に乗る人が多い。
何かあれば、組合や事業主が負担するのだから、という考えを持っているのだと思う。
そこで、私は、定置漁船が減速しないで通って、何かを壊した場合、組合や事業主ではなく、「船長本人に請求したほうがいい」「そのほうが理に適っているよ」と。

宮古港で、氷を積んでいた時に、やはり、ある漁協の定置漁船が、あまり減速しないで入港してきて、恐いくらい船が揺れた。
そこで、その漁協に電話でクレームをつけたことがある。
それでも、直さない船長がいて、次は、船まで行って直談判した。
効き目があったのか、静かになった(といっても、最近、宮古近海のいか釣りは大不漁だから、氷を積むことも少ないから真相はわからない)。

せいぜい200mくらいも前から減速すればいいだけの話なのだ。
宮古港の場合、赤灯台と離岸堤の間を通過したら、減速すればいい。
市場前の岸壁に係船するまでの時間は、せいぜい2分か3分だろう。
それくらい我慢できないような自己中心主義なら、船を動かす資格はない、と私は思うのだが。


posted by T.Sasaki at 21:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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