日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2018年10月04日

プロペラの選択 2

こんばんは。

先日、丸竹造船所に上架してきたのであるが、秘密にしていたプロペラの公開。
いろいろなプロペラを試してみたが、船の振動を極力おさえたいなら、これ(昨年の写真で、新品のピカピカ)。

4枚ハイスキュー.JPG

4枚ハイスキュー。
ナカシマプロペラ製

昨年の春、これに交換し、日本海デビュー。
小泊から来た乗組員が、振動のなさにビックリし、「ゴウヘイ(go ahead)」しているのか、「アスタン(go astern)」しているのかわからない、と言ったほど。
しかし、慣れてくればくるほど、ほんの少しの振動も気になるようになってしまう。
欲に限りがないというのは、このことなのかもしれない。

今年の乗組員は、鈍感な人間だが、それでもやはり振動がない、という。
船齢が25年にもなると、FRPの場合、どうしても船は重くなる。
だから、スピードのほうはあきらめて、乗り心地をとった。

メーカーの計算よりも、ピッチを10mm大きくしたが、それでも最大回転が前のプロペラと同じなのだから、高回転ほど効率がいいと思う。
あと10mmピッチを大きくすればよかったかな、と思ったが、この前の3枚ハイスキューでは、ピッチを大きくしすぎて、舵を切ったときに振動が起こり、ハロゲン球を何個もお釈迦にした。

私は、前のプロペラでは、ダイヤを小さくして、ピッチを大きくした。
ダイヤを小さくすれば、その分スリップするから、船速は変わらないような気がするが、実際には、仮にスリップしても、ピッチを大きくしたほうが、船速は出る。
しかし、上記の通り、いくらハイスキュープロペラでも、大舵を切ったときが難点である(船の舵の形式によるかもしれないが)。
posted by T.Sasaki at 21:16| Comment(0) | 漁船設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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