日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2018年08月06日

三陸鉄道は、どこへ行く

こんばんは。

出漁できる可能性があるのは明日のみで、あとは金曜日まで休み。
その明日も私には無理みたいなので、宮古へ一時帰宅。
ちょっと道具をトラックで八戸まで運ぶため。

家までは、JR八戸線、三陸鉄道北リアス線、県北バスを乗り継いで帰宅。
北リアス線では、イベント列車なのか、派手なカラーリングなので、思わず撮った。

キハ58ケンジ.jpg

キハ58ケンジ2.jpg

私はただボーっとしていたが、各駅で降りたりして、写真や動画を撮っていた乗客がけっこういた。
鉄道マニアでは、「キハ58ケンジ3両編成」というので知られれているのだろうか。

http://www.sanrikutetsudou.com/?p=10526(「三陸鉄道」)

JR八戸線と比べると、線路が原因なのか、車両が原因なのか、三陸鉄道は揺れる。
同じ三陸鉄道の線路でも、トンネル内は、比較的揺れないように感じた。
軌道修正をしているだろうが、外にある分、少しばかり歪みがあるのは、しかたがないのか。

夏休みのせいか、特に、三陸鉄道のほうは、珍しく乗客がいた。
ちょっと汚い格好だったので、座るのは遠慮して、連結部の入り口でずっと立っていた。
朝から帰港まで、ブリッジ内でずっと立ちっぱなしだから、2時間ぐらいは平気だ。

これくらいの乗客が毎日三陸鉄道に乗ってくれるのなら、県民が税負担しなくてもいいのだが、実際はそうではない。
否定的に考えるなら、沿線住民が積極的に利用しないで赤字になるなら、やめちまえ!
三陸道が全線開通したら、いったいどれくらいの利用率になるのか。
ますます赤字になるような気がする。
肯定的に考えるなら、もっと利用率を高める努力を、沿線住民はすべきである。
今日は、田野畑村のPRのため、田野畑牛乳と田野畑のパンフレットを、全乗客に配っていた。
私は、たまに田野畑牛乳も飲むし、三陸の人間だから、頂くのは遠慮した。
観光客を増やす取り組みも結構だが、「マイレール」とか言っていた開通時の気持ちを思い出したほうがいいと思う。

私の地区には、鉄道はない。
移動手段は、バスか自家用車、自転車、徒歩である。
誰も乗らない鉄道より、まだバスのほうが効率がいいのではないか。
他の自動車たちと共用のインフラを使うのだから、専用のインフラより、保守の無駄が少ない。
そろそろ、「鉄路は必要だ」という主張は、考え直したほうがいい。
努力せず、赤字が拡大すれば、県民みんなに迷惑をかけるだけなのだ。
posted by T.Sasaki at 21:11| Comment(0) | 未来への提案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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