日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2018年05月06日

電源切り換えスイッチ

今晩4回目。

せっかくだから、定周波装置を入れている人のために。

定周波装置は、定周波用発電機(俗に3倍速発電機とも言われる)に付属するものだが、小型船では、主機エンジンに直接ベルトをひいて発電機を回すから、発電された電気の周波数は一定しない。
それを一定の60Hzにする装置が、定周波装置である。

モーター類、例えば、ポンプやいか釣り機械などは、周波数が一定でないと、正確には駆動しない。
私の場合、操舵機もモーター駆動だから、定周波装置は必需品と言える。

しかし、もし、定周波装置が故障すれば、操舵機の油圧ポンプが回らなくなるから、超重いハンドルで操縦しなければならなくなる。

そこで、電源切り換えスイッチが必要になる。

電源切り替えスイッチ.JPG

定周波装置を通す側と、発電機から電気を直接使う側とを、切り換えるようにしておけば、万が一、定周波装置がストップしても、操舵機やその他のモーターを使用できる。
少しぐらい周波数がずれても、大丈夫動くことは確認してある。

ほかのメーカーは知らないが、太洋製の定周波装置は、冷却ファンが一つでも故障すれば、定周波装置が止まるように設計されている。
これは、前の世代の装置が、よく焼けたから。
原因は、冷却ファンが壊れてしまったことによる。

そういうわけで、定周波装置を入れている人は、切り換えスイッチをつけたほうがいいと思う。
posted by T.Sasaki at 22:02| Comment(0) | 漁船設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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