日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

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すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2018年04月13日

技能資格は若いうちに

さらに、再び。

今回の技能講習会は、宮古でも来月行われる予定である。
私は、すでに日本海へ行く準備がほぼできており、来月初めには、回航するつもりでいる。
したがって、4月に行われる釜石での講習会に応募した。
20名の参加で、一番遠いのは私であり、2番目に高齢であった。
最高齢は73歳であり、ほかは、20代から30代の若者。
実技講習となると、成長の差は歴然とし、若い人たちは飲み込みが早い。
基本は安全第一なのであるが、やはり、それを仕事とするからには、速く作業しなくてはならない。
一人、とんでもなく速い人がいて、正確。
常に百点満点に近い。
大槌の人であり、技能やほかのこともいろいろと教えてもらった。
社会のことにもいろいろと関心があり、仕事の失敗談も話すくらいの人であったから、人間的にも、よく見えた。

何となくではあるが、私は、非常に恵まれたと思っている。
同じグループの若い人たちも、普通によくしてくれたし、指導教官たちも温厚な人たちであった。
特に、私たちのグループを受け持った指導教官は、いろいろと教えてくれた。

彼は72歳であるが、何と!老眼ではないのだそうだ!
現在でも、1.5の視力を持ち、裸眼で新聞も読める。
「何を食べたらそうなるんですか?」と聞いたが、特別なのは食べていないそうだ。
朝食がパンだから、それにブルーベリージャムをつけていて、「もしかしたら、それかも」と答えていた。
私は、メガネを掛けているが、老眼の進行が著しく、新聞や本は、メガネをはずさないと見えない。
老眼にならないためには、ブルベリーを食べるのがいいかもしれない。

この通り老眼のせいで、学科講習では、ひどい目に遭った。
黒板に書かれるのは、メガネを掛けなければならないし、教科書を見るときは、メガネを外す。
非常に忙しい。
面倒なので、頭にメガネを載せたままにし、それを忘れて、メガネを一生懸命探したりした(家でもよくある。父などは、「お前、大丈夫か?」とバカにする。自分の顔の上にあるのだから、そう言われてもしかたがない)。
独学で取れる資格なら、本だけでよいが、そうでない資格は、若いうちに取るべきだ。
技能講習を受けないと取れない資格は、たくさんある。
そのように法律で決められている。
特に、職業訓練校でやるような技能講習は、そういうものらしい。

温厚な指導教官は、訓練校に「3ヶ月コース」というのがあるのを教えてくれた。
もちろん、私にはそんな時間はないから、無理であるが、「3ヶ月コース」だと、パソコンから建設機械に至るまでの主な技能資格を取れるそうだ。
失業保険金を給付されている人には、最高のコースであり、補助も出るらしい。

本当に、若いうちに取れる資格は取ったほうがいい。
年を取ると、技能の呑み込みが悪くて面白くない。
高齢になればなるほど、成績は、年の順番である。
学科では、本の内容も面白くないから、独学などする気にもなれない。
先生の話を必至に聞くのみである(ただし、ほぼ先生の話で合格点はとれる)。
posted by T.Sasaki at 21:44| Comment(0) | 若い人への提言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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