日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2018年03月01日

とんでもない出来事

こんばんは。

かなり間をおいての投稿となるが、他意はない。
ただ忙しいだけ。
本当は、漁業権に関わる本を紹介するため、解説を書こうと考えていたのだが。

「海はだれのものか」

熊本一規さんが書いたものである。
事例をあげ、くどいくらい繰り返しの記述もあるから、漁業権についての教科書にしてもいいくらい。
「水協法・漁業法の解説」という水色の本もあるが、あれは、非常にわかりにくい本である。
それを読んでから、「海はだれのものか」を読むと、一発氷解!
法律とは、どうあるべきか、ということまで書いてあるから、私は、この本を薦める。

宮古と室蘭を結ぶフェリーの定期航路開設は、鮭延縄漁業に影響を与えることを以前書いてある(面倒くさいのでリンクは貼らない。検索してください)。
このことで、年末年始から宮古市役所へ行って、説明会を開くよう要請してきた。
それが、ようやく実現しそうだ。
私としては、「今ごろでは遅すぎるよ」という感想をもつが、しかし、まあいいか。
この件で、実は、「海はだれのものか」を読んでいたからこそ、市の職員を説得できる部分もあったのは確かである。

そして、・・・。

黙っていても、宮古魚市場の前で、白昼から取り調べを受け、たくさん写真も撮られたから、すでに、この情報は出回っている。
「やっぱりアイツは、とんでもない奴だった。ブログでは偉そうに・・・」
「さすがにブログも書けないだろう」
私を嫌いな人は、そう思っている。

つい先日、私は、岩手県漁業調整規則違反という罪を犯し、犯罪者となった。
現在、取調べを受けている身である。
母親が生きていたら、涙を流していたと思う。
一切を事実として認め、漁も切上げた。
しかし、ある噂を耳にしてから、非常に腹が立ち、変えなければならないところは変えるべき、という考えが、頭の中を占領してしまっている。

いさだ漁をやっていれば、こんなことにはならなかったが、しかし、今回の事件を起こしたため、いろいろなことが見えてきた。
最近は、むしろ、「いさだ漁をやらなくてよかったかも」という思いのほうが、だんだん強くなっている。
いったん、犯罪者になると、すべて捨てた分、何も気にならなくなる。

事件の背景や今後の許可制度のあり方など書こうと思うが、すべては、終わってからにする。
posted by T.Sasaki at 20:41| Comment(0) | かご漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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