日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2017年11月11日

君が若いなら、社会保険!

こんばんは。

毎年、いか釣りで新潟へ行っているが、何年も行っていると、自然に友だちができるものだ。
その中の一人は、同じ9.7トン型で、小型底曳きをやっている。
近年、新潟沖でも、変わった魚が獲れたりするそうだ。
どこでも同じ現象なのだが、漁船数も減っている。
しかし、その分、資源が増加傾向にあるのかな、とも言っていた。

彼は、10トン未満でも、最近になって社会保険に加入し、船を動かしている、という。
つまり、法人組織にしたわけだ。
尊敬する。

10トン未満は、船員保険の対象外だから、非常に不利である。
元々、10トン未満の船は、制度上、家族経営が基本とされる階層の船であるらしい。
だから、健康保険は国保であり、飽くまで、家族以外の人間を雇用するようにはなっていない。
労災保険も、強制ではなく、任意加入となっているのは、そのためだと思う。
社会保険になれば、国民年金ではなく、厚生年金だから、老後の手当ては雲泥の差である。
小型漁船には、少しハードルは高いかもしれない。

私は、もう、50歳も過ぎても細君ももてず、私のことを性的障害者とレッテルを貼る人もいる。
飲むと、平気でバカにする人がいるくらいだ。
スルーしないと喧嘩になるだろう。
そんな私の環境では、今さら、社会保険を掛けても、遅すぎる。
逆に考えれば、若い人が小型漁船で起業し、乗組員に歩合金を払えるくらいの水揚げがあるならば、会社組織にして、社会保険に加入すべきである。
そのほうが、乗組員のためにもなるし、自分のためにもなる。

なぜ、こんなに、社会保険制度が複雑なのだろう。
いっそのこと、これらの保険に加入できないくらいの経営能力しかない人なら、自分で事業をすべきでない、と判定するような価値基準を、みんなが持ったほうがいいと思う。
そうすれば、いちいち複雑な制度は必要なくなるし、老後、微々たる国民年金で暮らさなければならない、という不安もなくなる。

そうでなかったら、逆に、すべて、厚生年金などをすべて国民年金にし、老後は自分で考えよ、と。
なおかつ、すべて国民健康保険にし、3割負担。
労災も、すべて3割負担。

そうだ。
労災は、負担ゼロだから、ずるい人間は、治らないふりをして、いつまでも病院にいるのかもしれない。
特に、綺麗な看護婦さんがいる場合はそうかも(笑)。

バカな話になったが、若くして起業したら、社会保険に入ったほうがいい。
posted by T.Sasaki at 19:52| Comment(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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