日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2017年11月06日

現在は無職みたいなもの

こんばんは。

もう私は、いか釣りを切り上げて、鮭延縄の準備もほぼ終わったが、鮭も獲れていないので、現在、無職の状態である。
今年のいか釣りの乗組員は、昨年から決定していて、信頼のおける人物からの紹介だったので、安心していた。
私より10歳も年上だが、しっかりした人だった。
来年は、彼のおじさんの船を手伝うから、もう乗れないと。
だから、さっそく心当たりのある人に声を掛けたら、「OK」ということで、来年もいか釣りに関しては安泰である。

なぜ、切り上げたか、というと、乗組員に対する配慮である。
もともと、鮭延縄には乗らない予定だったので、どこで漁を切るかがポイントであった。
月給30万円で、あとは、歩合給がどれだけ付くかが、乗組員の楽しみ。
10月の時点で、すでに、商売として成り立つかどうか疑問符のつく水揚げしかなく、もちろん、10月以降、歩合給など、つく見通しもない。
それならパッと切り上げて、数十万でも持たせて里に返したほうがいい。
これは、理に適っていると思う。
漁に見込みのない時、パッと切り上げれば、その結果、魚類資源は増えるのだから。

彼が帰る時、「ご覧の通り、不漁だったから、小遣い銭程度しか当たらないよ」と言ったら、「わかってるよ」と。
しかし、計算してみたら、意外にも歩合金があった。
彼は、里に帰っても、じっとしている人間ではないので、すでに仕事をしていると思う。
仕事なんて、選ばなければ、いくらでもある。
私としては、1年いっぱい乗ってほしいのだが、彼は地元の人間ではなく、青森の人間だから、彼なりの都合があるのだろう。
それでも、近年雇った乗組員にしては珍しく、最後まで乗ってくれてよかったと思う。

私が経営するようになってから、1年間に船を動かした日数の最も多い年で、185日である。
近年は160日前後であり、1年の半分は、休業状態なのである。
慣れてしまえば、こんな楽な職業があるだろうか。
と、いつも思うのである。

これほど魚類資源が少なくなると、「もうやめてもいいかなあ」と思ったりするのだが、昨年やった一人操業もできなくもない。
一人でやったって、船の維持経費のほかに、生活費や年金ぐらいは払えるだろう。
少なくとも、いか釣りに関しては、日本海であろうと、太平洋であろうと、たぶんできるのではないか、と思っている。
posted by T.Sasaki at 20:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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