日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2016年12月27日

一票の格差は、あってもよい

再び、こんばんは。

国政選挙の議員定数について、1票に不平等があるので違憲である、とする判断が各裁判所でなされています。
しかし、私は違うと思う。

もう何回も議員定数の改正が行われてきました。
それでも改善するどころか、あちこちで裁判所が振り回されている状態になっています。
なぜ、改正が行われても、またこういうことが起きてしまうのか?

結局は、過疎と過密が起こっているから。

裁判所は、条文解釈にしたがって、判決を下すからしかたがありませんが、私は、これを訴えるほうがおかしいと思う。
彼らは、そして、彼らの住む地方は、何を求めているのか?
「小さな政府」ならまだしも、福祉国家、それも過剰福祉国家で、バリバリに経済政策を税金使ってやる政府なのだから、彼らが議員定数改正で望むものは、ズバリ、利益誘導ではないのか。

人口が増えて、一票の相対的な価値が下がっている地域は、ある程度仕事があって、田舎から人口が移動して、そこで家庭を築いて子どもたちが育った環境だろうと思います。
田舎から出て行った人たちが人口を増やしたわけだ。
ちょっと乱暴に言えば、「田舎から出て行ったのは、自分の勝手だろう。それで、自分の持つ一票の価値が下がるから、それを変えろ、というのは、身勝手すぎないか」となります。

「違憲だ!」と叫ぶ人々の地方で、議員が増えて、そこへの利益誘導の経済政策が増えれば、その地域は、ますます栄え、人口も増えていくでしょう。
逆に、議員が減った田舎は、限界集落ではなく、限界自治体が増え、予算も減っていく。
結果は、想像しただけでも目に見えてしまう。

もし、日本の議員たちに利益誘導をやろうという気持ちが全くないならば、一票の格差は是正されるべきですが、でも、そういうレベルになったなら、選挙区を全国区にすればいいだけの話。
全国区なら、一票は平等です。

最近、というか、前からだけれども、法曹界の人たち(特に訴える側)の、社会全体を見渡す能力に、疑いを私は持っています。
posted by T.Sasaki at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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