日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2016年10月19日

魚類資源の減少について 4

みなさん、こんばんは。

今回は、岩手県のかご漁業について。
岩手県のかご漁業は、周年操業です。
なぜ、そうなのかは、わかりません。
これでは、たこや毛かにの資源増加は、ありえないのではないでしょうか。

この周年操業について、実のところ、トロール業界からも意見されています。
トロール漁業は、7月と8月の禁漁期間があります。
しかし、かご漁業には、それがありません。
小型船の人たちは、私を含め「トロールが悪い」とは言いますが、自分たちは休漁期間も設けないで、海にかごを漬けて何でも獲っているのですから、文句を言われてしかたがない。
小型船漁業の中で、唯一、資源管理に対し、いちゃもんをつけられているのが、かご漁業なのです。

未だ、ミズダコの漁獲制限は1キロ未満。。
九戸地区だけ2キロ未満。
これでは、ミズダコ資源が増えるわけありません。
この辺は、最初の「魚類資源の減少について」で紹介した論文の示すところを、理解すればいい。
そんなケチなことを言わないで、3キロ未満放流とか、5キロ未満放流とかにすべき。

そして、毛がにの漁期のように(これも特別採捕期間など設けずに、1月から3月まででよい)、ミズダコも漁期を決め、休漁期間というものを設けて、ミズダコの育つ時間を与えたほうがいい。

何度も書きますが、私が学校を卒業してきた頃、かご漁業は豊漁で、特にミズダコは大豊漁でした。
海底を毛がにがたくさん歩いていて、それを狙って、ミズダコがウヨウヨしていたんだと思います。
みなさんも、その風景を想像してください。
そこまで資源回復を望まなくても、資源減少は食い止めるべきです。

資源減少で困るのは、より規模の小さい経営体ほど困ります。
どうやっても、水産庁の補助を受けた大資本に敵いません。
ならば、小型船のほうから率先して、資源増加への取り組みを示していくべきなのです。

(たぶん、これを読んだ関係者は、私のことを嫌な奴だと思っているでしょう。でも、その矛先を、私にではなく、獲りすぎる漁業団体の方へ向けてほしい。これは事実なのだから)。
posted by T.Sasaki at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚類資源の減少について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/442946407

この記事へのトラックバック