日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2016年10月01日

津波の記憶 14

再び、こんばんは。

昨年は、岩手沖合で、スルメイカがまったく釣れませんでしたが、今年は一応、黒埼沖、そして、山田沖から釜石沖、大船渡沖で、少々ですが釣れています。
特に、昼いかで、山田以南にタネのあることから、震災前の海の状態に戻りつつあるのかなあ、と思っています。
あとは、資源量の問題かな。

そして、何より、以前に戻りつつあると感じるのは、潮流です。
ゆっくりの時もありますが、速い時もあります。
その順調な潮流とは、南潮です。
震災後は、どの季節も北潮が頻繁に起きて、閉口しました。
9割方、南潮が正常です。

ところで、震災直前には、異常に速い南潮がありました。
2ノット以上もあったりして、かご漁の人たちは、道具を沈めてしまったようです。
もしかして、大震災の前触れだったのかもしれません。
ここに、「津波の記憶」として、記しておきたいと思います。

もう一つ。
電離層の電子の数が震災前に増加するということから、大地震の予知が可能かもしれない、というニュースが流れました。

http://mainichi.jp/articles/20161001/k00/00e/040/226000c(「毎日新聞」)

津波の前触れがわかるだけでも、私たち漁業者は、非常に助かります。
posted by T.Sasaki at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 津波の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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