日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2016年07月15日

大不漁なのに、今年もまき網はするめいかを獲るのか?

みなさん、こんにちは。

八戸の昼いかは、天候悪く連休です。
相変わらず大不漁の様相。

ここでは書いてなかったのですが、新潟沖も粟島近海に漁場が限定されつつあり、混むのを嫌い、先月17日には深浦に行きました。
初日こそ、118個獲ったのですが、あとは二桁で、ついに13個と今季最低の水揚げとなり、23日には八戸前沖の昼いか。
来た日は時化模様だったこともあり、広い八戸沖に、地元の長久丸と私の2隻のみ。
ようやく32個獲って帰港。
広い館鼻の岸壁に、外来船は、ぽつんと私1隻のみ。
漁がないところに船はいない。

その翌日もダメで44個。
その次の日に漁が出て、110個。
これで次々と仲間の船に模様を出し、岩手の船が館鼻の港を占領した(笑)。

でも、ホント、大不漁です。
あと1週間ほどで八戸に1ヶ月いることになりますが、100個獲った日はたったの3日のみ。
最低は、たったの7個。

ところが、こんな大不漁なのに、八戸に船が集結しています。
日本海も漁が薄いから。
一時、秋田沖や奥尻近海で大漁だったのに、ここにきて一気にしぼみ、同じ箱数を獲るなら、燃料代のかからない昼いか狙い。
すでに、八戸沖には、100隻以上の船が操業しているかもしれません(八戸入港船で50隻ぐらいはいるし、三沢には、もっといると思う)。
こうなると、お互い分け合って終わり。

各漁業の天敵である、まき網漁船が、24日あたりから八戸に来るとか。
こういう時こそ、まき網には、するめいかを禁漁させたほうがいい。
水産庁は、指導力を発揮すべきです。
posted by T.Sasaki at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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