みなさん、こんばんは。
いさだ漁の最中に、スルメイカの話では、季節はずれもはなはだしいのですが、これまた、ビックリ!
「イカ王子」さまは、ブログを書いていた!
http://www.kyowa-suisan.co.jp/category/blog/彼の会社は、「いかそーめん」を造っていたんですね。
でも・・・・、やっぱり季節はずれもはなはだしい(笑)。
季節はずれでも、「いかそーめん」を造れるんですから、やっぱり大資本です。
ところで、私の義理のおじさんに、いか釣りの凍結船に乗っている人がいます。
ちょっと前に、一本凍結のスルメイカを1箱頂きました。
一本凍結は、もちろん、獲ってすぐに凍結しています。
しかし、刺身にすると、生いかに軍配があがります。
もちろん、鮮度落ちした生いかは、論外で、例えば、「イカ王子」が写真で手にしていた魚などは、その好例。
昨年、久慈魚市場、釣りのスルメイカ出荷で、新たな取り組みを始めました。
http://suisan.jp/article-2331.html(「
週刊水産新聞」)
これ、アカイカのツポヌキと同じような道具じゃないかなあ、と思っているんですが、沖で胴体と内臓を分離すれば、鮮度落ちが少ない、ということのようです。
メール名が「うまいもの食べたい人」ですから、私がやらないわけがない(笑)。
前日、沖で活じめ?したものと、当日、活じめ?しないものの、比較実験。
結果は、もちろん、当日獲ったスルメイカが美味しかった。
同じ日の、活じめしたスルメイカと活じめしないスルメイカの比較はしません。
記事には、「地元や首都圏で販売され好評を得た」とありますから、結果は出ています。
私とすれば、乗組員に逃げられて、一人になった場合、活じめ販売がいいかなあ、と考えたりします。
だって、所詮、一人は一人。
そうなると、少ない箱数で、高単価を目指すしかない。
逆に、大きな船だとたくさんスルメイカが揚がってしまいますから、とても活じめなんてやってられない。
活じめする前に、みんなイカが死んでしまって、鮮度が落ちてしまいます。
つまり、活じめ販売は、乗組員の少ない小さな船の戦略かな。
「たくさん乗組員でやればいいじゃないか」という指摘を受けそうですが、活じめ販売でたくさんの箱数を集荷すると、結局、同じ価値にしかなりません。
モノが余れば余るほど、価格は下がります。
希少でいるうちが花。
でも、「本当に美味しいスルメイカを食べたい」のならば、産地へ来て食べてほしい。
そうすれば、少しは、産地の観光業なんかにもお金が落ちますし、三陸鉄道も繁盛します。
せっかく世界中からの応援で復活したんですから、特に、三陸鉄道は。
posted by T.Sasaki at 19:33|
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