みなさん、こんばんは。
せっかくタラの芽てんぷらさんが、カリウム40の秘密を教えてくれたので、そのお勉強。
カリウム40という放射性核種を、私たちは体内に約4000ベクレル抱えています。
1秒間に4000発の放射線を発するだけのカリウム40を体内に隠し持っている。
しかし、このカリウム40の核崩壊時に出る放射線は、全く害にならない。
それはなぜか?
簡単に言えば、カリウムを取り囲んでいる自由水分子によって、そのエネルギーは吸収される、ということです。
Kチャネルから見たときのKイオンとCsイオンは全く別物Kチャンネルというのは、カリウムイオンのみを通す細胞膜だそうで、セシウムの場合、いくらカリウムに性質が似ていても、ここでひっかかる。
そして、ひっかかった状態で核崩壊を起こし、放射線を発した場合、細胞に対して影響が大きいのだと。
簡単に書けば、そういうことです。
「
内部被曝を論じるブログ」の
「
セシウム内部被曝によるBandazhevskyのデータの理解」では、知らない専門用語がたくさん出てきて、読むのに非常に疲れます。
「QT延長」「メスバウアー効果」「イオンチャネル」・・・・
昔から体内にあった自然放射性物質と、そうでない人工放射性物質の違い、これは、単なる生物濃縮の差ではなく、放射性が実際に発射された際、エネルギーの行方に違いがあったわけだ。
だから、原発や核燃再処理工場から排出された放射性物質に対し、カリウム40の4000ベクレルを比較検討に持ち出すのは間違っている、との結論ですね。
しかし、これ、難しいですよ。
頭が痛くなる。
「
セシウム内部被曝によるBandazhevskyのデータの理解」
posted by T.Sasaki at 18:51|
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