日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2015年02月02日

Y端子は使わないほうがいい

みなさん、こんばんは。

エンジン交換したついでに、その他いろいろとメンテナンスしていますが、「私、失敗しないので」と言うには程遠く、やっぱり失敗します。

移動ポンプ.JPG

この移動ポンプ、立派でしょ!
整備しました。

もともと、カメ(船倉)のビルジ上げ用に固定ポンプとして使っていたもの。
これは2年前に買ったばかりで、その時はもっとピカピカに光っていました。
つまり、前のがイカれたために新品を買ったわけです。

その他にもう一つ、緊急用の移動ポンプを積んでいますが、それがイカれたポンプと同型なため、緊急用と固定用を交換しました。
したがって、写真のポンプは、ちょっと前までは船に固定してあったもので、これが今回、緊急用移動ポンプに昇格!
新品だったから、もったいない。
ところが、スイッチのところを開けてみたらビックリ。
海水が入っていたのか、錆びていました。
中を綺麗にしてペンキを塗り、あわせ目にシリコンをひき、ボルトを締めてから、その接合部分にシリコンを盛りました。
今度は海水が入らないでしょう。
交換して良かった。

そこまではいいのですが、緊急用から固定用に降格したポンプが動かない。
電源を入れても動かないんですよ。
困った困った。
1時間くらいで軽く作業を終わるかなあ、と思いきや、翌日までかかりました。
スイッチを入れると、モーターが動く音はします。
しかし、インペラが動かない。
インペラを外して、モーターのシャフトの動きを観察すると、行ったり来たり。
やっぱりこれも壊れたのかなあ、と覚悟し、伊手屋電機さんに持っていきました。
調べてもらったら、モーター自体は正常。
そこの職人さんの見解では、たぶん、220Vの3本の線のうち、どれかが接触不良だから、右に回ったり左に回ったりしたんだ、と。
船に戻ってきて、ブレーカーのモーター側端子を外してみると、いや、調べてみると、外す前に端子が1本外れかけていた。

このブレーカーには、もう1本、緊急用移動ポンプのコンセント電源が入っていて、それと一緒に端子を止めているのです。
そして、今回、丸(R)端子がなかったので、固定用電源にY端子を使いました。
これが、そもそもの元凶。

以前、畠山無線さんに、「Y端子は使わないほうがいいよ」と忠告されていました。
失敗してみて、「なるほど」。
丸端子ならば、ビスで穴を通すわけですから、締めるだけで確実です。
ところが、Y端子だと、端子がはずれないように線を押さえながら作業するわけですから、ちょっと面倒。
しかも、別の電源端子と一緒に締めなければならず、船の狭い場所での作業なら、なおさら不確実。

と書いても、やったことのない人はわからないか。
端子の写真を載せておきます。
左がY端子で、右が丸端子(R端子)。

圧着端子.JPG

持っていたY端子、「このチクショー」と言いながら捨てました。
posted by T.Sasaki at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁船設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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