みなさん、こんばんは。
明日、明後日と宮古魚市場の連休です。
理由は、「みやこ夏祭り」(大杉神社祭典)のための魚市場ローカル祝日。
で、こういう風景は、史上初めて。

何が史上初めてか、ということについて、若干の説明をします。
宮古魚市場では、昼いかの荷受けは、ほぼ翌朝に行っていました。
以前、三沢、八戸、久慈のように、何年か部分的に夕方売りをやってみましたが、いろいろとクレームがあり、昨年は、ほぼ翌朝売り。
今年は、春先の昼いか振興会の会議で、とにかく、9月までは夕売りでやってみよう、ということに決め、現在、まとまった数量の水揚げのあるうちは、夕売りでやっています。
通常の年ならば、長期にわたって黒埼沖に漁場が形成されるのは、どんなに早くても、8月。
それが今年は、7月上旬から獲れはじめ、ほぼ商売になるくらいの漁が、宮古以北で続いています。
だから、7月最終週に行われる「みやこ夏祭り」ののぼりが立っている宮古魚市場(写真の遠くのほうにのぼりがみえる)で、昼いかを夕方水揚げしている、というのは、史上初めてのことなのです。
前述のとおり、7月に入ってから新潟で不調でしたが、帰ってきてから一気に挽回です。
異常な八戸海区の大不漁のため、生いかの価格が高く、ほぼ1500円以上で推移しています。
しかも、宮古産の生いかは、地元いか釣り漁業者の努力もあり、引き合いが強く、今週は、平均単価がほぼ2000円です。
助かった。
昨年の快進撃を除けば、日本海の夜いかというのは、ほぼ魅力がありません。
特に新潟は漁場まで遠く、その燃料代を差し引くと、利益はそれほど残りません。
1ヶ月に3晩も漁に失敗(赤字)すると、私など機嫌が悪くなります。
来年までは行く予定でいますが、それも確定ではなく、再来年以降は、たぶん行かないと思います。
私も年ですし、もう少しのんびりしたい。
今年、新潟でやり損なったことがあります。
「一代目あべ」という店に行かなかったこと。
この店の前身は、「舫」という居酒屋さんで、その時代に舫のマスターと知り合い、「一代目あべ」の計画を聞きました。
日本酒の銘柄に合う料理を出す、という方針。
コース制で、いろいろな銘柄の少量のお酒が出され、それに合わせた料理が添えられます。
毎月、献立を変えますから、もちろん、酒も銘柄も変わります。
私みたいな日本酒好きには、本当に良いお店。
宣伝はいっさいせず、口コミだけで広めたお店で、今は、土曜日には予約をとらないと、確実に入れないようです。
あべさん、今年は行かなくて、ごめんなさい。
もう一つ。
新潟には、茶豆というのがあるらしく、一度食べてみたい。
行く前には、「今年こそ食べよう」と思うのですが、いざ行ってしまうと忘れています。
そして、帰ってくると思い出して悔しがる。
バカみたいな繰り返しなんですよ。
こういうのって、生まれつきの性格って言うのかな?
posted by T.Sasaki at 22:17|
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