日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2014年03月17日

「放射性廃棄物と環境を考えるin宮古」の飲み会

みなさん、こんばんは。

今日も定量予定が、197カゴ(涙)。
でも、まあいいや。

さて、「放射性廃棄物と環境を考えるin宮古」に先日参加しましたが、その飲み会には、もちろん参加。
実は、事務局長から、先に飲み会の話だけされていて、予定に入れていましたが、いつのまにか、講演会に参加することに。
でも、私にとって、メインは飲み会。
特に、今回は、山田の「大雪りばぁねっと」事件のことを、ぜひ、「豊かな三陸の海を守る会」の田村会長、及び、山田地区の会員に聞きたくて。
このNPO事件については、こちらが詳しい。

http://hashigozakura.wordpress.com/2013/04/09/%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BD%8E%EF%BD%90%EF%BD%8F%E3%80%8C%E5%A4%A7%E9%9B%AA%E3%82%8A%E3%81%B0%E3%81%81%E3%81%AD%E3%81%A3%E3%81%A8/(「Hashigozakura」)

開口一番、「会長は、もしかして、NPOと深いつながりがあるんじゃないですか」とニヤニヤしながら聞く私。
でも、逆に、「何を言ってるんだ!」とまくし立てられ、「私が、その責任追及の急先鋒なんだよ!」。
「あ〜、よかった」と私は安堵しました。

事前には、山田の仲間の船から、いろいろな話を聞いていました。
「水上バイクで捜索する振りをして、ただ遊んでいる」とか、「税金で二号を囲っている」とか。

で、このことを山田地区の会員の一人に聞いたら、「その通り!」「二号の女性は、一応職員ということで月給50万円という噂。人妻なんだよ」と。
「夫とは離婚したんですか?」
「いや、してないらしいよ」
まあ、岡田代表も2号も、どっちもどっちですなあ。

つまり、岡田グループと職員たちは、日本全国の国民から増税していただいたカネで、好き放題やっていたわけです。
山田町民だけでなく、日本全国で税金出した人たちは、みんな怒ってください。



福島へ自動車で行って、セシウムを捕獲」で、宮古市の焼却施設で使っているバグフィルターのことをちょっと書きましたが、「99%捕獲できる」というのは、メーカーではなく、環境省が言っていることだったのです。
「豊かな三陸の海を守る会」の一人の女性会員から教えられました。
「週間金曜日」のコピーが手元にあり、そこには、当時の環境大臣、細野豪志代議士の発言が掲載されています。

「日本には、ダイオキシンの問題以降、(焼却施設には)しっかりとフィルターがついているので問題なく処理できます。実証実験もしており、放射性物質を燃やした場合に、どれだけ空気にでるかを測ったら、もう100%、ほぼ取ることができる。ですから、岩手県、宮城県の廃棄物であれば、空気中に放射性物質が拡散することはありません」
(2012年4月20日付「週間金曜日」)

同じページには、各メーカー(13社もある)へ送った「バグフィルターで放射性物質除去可能ですか」というアンケートに対する回答も載せてあります。
無回答が、IHI環境エンジニアリング、協和エクシオ、JFEエンジニアリング、新日鉄エンジニアリング、プランテックの5社。
無回答に近い「回答を差し控えさせていただきます」が、荏原環境プラント、川崎重工、神鋼環境ソリューション、日立造船の5社。
「放射性物質の除去について、弊社は知見を持ち合わせていません」という回答が、川崎技研。
「一般論としてバグフィルターは排ガス中のばいじん等の除去を目的とした設備であり、排ガス中のセシウムはばいじんに付着した姿が一般的というこれまでの知見を前提として考えるなら、セシウムについても一定の除去が可能と考えられる」という回答が、タクマ。
ひどい会社が、エスエヌ環境テクノロジーで、アンケート拒否!

こんなもので、各メーカーとも、99%ほぼ完璧に除去できる、とは、言ってないんですね。
だから、この責任は、環境省、あるいは、細野豪志代議士にあります。
宮古市役所は、どっちかの責任追及すべきです。
騙されたんですから。

で、岩間滋さんという方が、このバグフィルターのことで、私と同じことを言ってくださった。
「99%捕獲できるフィルターが本当にできたら、これを使って、セシウムをどんどん回収するというのも一つの方法だよ」と。
岩間先生は、本当に素晴らしいんですよ。
政治の基礎的なものも理解しているから(本職は理科系の先生だった)、それと演説ができるし、彼が議会議員になるなら、一票。
あのままではもったいない。

今度行われる宮古市の市議会議員選挙は、立候補者が少なく、もしかして、選挙にならないんじゃないか、と言われています。
ぜひ、岩間先生みたいな人が立候補すべきです。
政治の基礎的な知識すらなく、口ばっかりの人がいますから。

「あなたが立候補しなさい」と言われたりしますが、私は、「議会議員や組合の理事というのは、暇人がやるものです」と言ったら、「豊かな三陸の海を守る会」の田村会長は、苦笑いをしていました。
でも、本当のことですよ。

ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 反核燃料リサイクル運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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