日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2014年03月16日

「放射性廃棄物と環境を考えるin宮古」に参加して

みなさん、こんばんは。

昨日は、今年初めての定量250カゴ。
獲れないと思っていましたから、非常にうれしい。
これを今月あと3回やって、ようやく乗組員の給料を払えます。
苦しい日々。

午後には、「豊かな三陸の海を守る会」主催の「放射性廃棄物と環境を考えるin宮古」に予定通り遅刻して(笑)出席。
講師の山本行雄さんは、パッと見ると、さえない弁護士みたいだったのですが、中身は面白かったし、日本人の能力を信じている方です。
質疑応答の対応から、私は、そう思いました。

何度もいろいろな講演会に足を運びますと、重複した内容を聞かされます。
そこで、特に、目についたものだけ、ここに報告します。

山本行雄講師は、北海道幌延の幌延深地層研究センターに関する問題で、いろいろと活躍なさっています。
高レベル放射性廃棄物に絡んだ問題ですから、非常に神経質にならざるを得ません。
しかし、原発推進側は、子どもを宣伝材料に使うのです。
そのアニメーションが、非常に笑えるらしい。

「動燃 アニメーション」で動画検索するとヒットしますが、残念ながら、「プルトニウム物語 頼れる仲間プルト君」は見ることができません。
理由は、「この動画は独立行政法人日本原子力研究開発機構の申立により、著作権侵害として削除されました。」とあります。
著作権侵害とは恐れ入りました。
侵害というより、「見られたくない」というのが本当の理由でしょう。
でも、うまく編集して、削除を免れているものもありました。

http://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm14010805

子どもを使って原発を宣伝しているのは、日本だけではなく、世界的なものである、と講師は紹介していました。
原発業界というのは、世界中に「懲りない面々」がいるんですね。

もう一つ。

普通、モノを作って、それを相手に売る場合、企業間では売り掛けというのがありますが、相手方がその代金を払わない場合があります。
モノを売って代金が来ないと、売ったほうは非常に困ります。

しかし、電力業界というのは、そういうものがありません。
代金を払わない人には、電気を止めるのですから。
現代では、電気を使用しなければやっていけないライフスタイルになりすぎていて、電気を止めてもらいたくないために、その代金は、必ず支払います。
だから、電力会社の料金回収率は、非常に高い。

なるほど。

産業用電力と家庭用電力とでは、、電力会社はどっちで儲かっているのか、というと、実は、私たち一般家庭に売った電気で、かなり儲けているんだそうです。
だから、「オール電化」を推進するわけだ。

なるほど。なるほど。

その謀略企業である電力会社にお灸をすえるには、自分で使う電気は、自分で発電すること。
これが一番ですね。

ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 反核燃料リサイクル運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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