みなさん、こんばんは。
今日、明日と休みの予定で、午前中、姪っ子を連れ、今年、日本海行くための集魚灯トランスを買いに、吉里吉里の和田電機さんまで行ってきました。
和田電機さんも工場を被災し、今は自宅で細々とやっているようです。
和田さんは、「工場と家を流されるのでは、どっちが良かったのかなあ」と言ってました。
彼は、私より若く、いろいろと考えるところがあるのでしょう。
そんな中、今朝の岩手日報に、釜石市平田地区にある災害公営住宅には、3割程度の空きがある、との記事がありました。
びっくりしますよね。
まるで、住宅が余っている感じ。
これじゃ、作りすぎ?
というわけではないようで、一番の問題は、被災者の意識。
例えば、「便利が悪い」とか、そんなものが、災害公営住宅に入らない理由になっていますが、本当の理由は、家賃がタダではない、ということ。
一方、仮設住宅にいれば、家賃はずっとタダ。
私の住む高浜地区は、チリ地震津波でも、住宅はかなり流失しました。
当時、防潮堤などなかったのですから。
その時、住宅を失った人たちはどうしたのか、と父親に聞いてみたら、その辺に「掘っ立て小屋」を作って住んでいたそうです。
今のようにエアコン付きの仮設住宅などなかった。
それでも復興したのです。
それに比べれば、今回の津波被災者は、日本全国の納税者を神のように拝んでいなければならない。
空きが出るような災害公営住宅は、もちろん、税金の無駄遣い。
空きがあっても、タダだから、という理由から仮設住宅に居座るのなら、それも税金の無駄遣い。
これでは解決策を考えるしかない。
ここで一つ提案。
災害公営住宅を完成させた時点から、仮設住宅の家賃も有料化する。
もちろん、公営住宅とは設備や広さの面から考えて、安くするべきですが、やっぱりタダというのは良くない。
私は、津波後、ずるい人をたくさん見てきました。
海外のニュースでは、日本人を美化する報道があったりしましたが、やっぱり日本にもドロボーはいるし、被災者面して、補助をたくさん懐に入れようとする輩がいるのです。
身近には、山田町民を騙した「NPO大雪りばぁねっと」と元町長ら執行特別職。
彼らは、自分たちから正直に真実を話し、町民やその原資を担った日本国民に謝るべきです。
先日、寒修行で、寺の坊主が家にやってきました。
その坊主は、私のヨット部の後輩なのですが、彼は、NPOという名の組織をあまり信用していないとのこと。
彼は、「NPO」を税金の無駄遣いと見ているようです。
話を聞くと、「へえ〜」とうなるようなことばかり。
税金で飲み食いしているようなNPOもあるとか。
こういう人たちは、過剰福祉の産物です。
過剰福祉に関わる人たちは、税金ドロボー。
しかし、彼らは弱者を装ったり、その偽装弱者を助けようと善人ぶったりするから性質が悪い。
ドロボーは、逮捕され裁きを受けますが、一方、この偽装弱者や善人ぶった人たちは、ずっと税金ドロボーのまま。
これなら、裁きを受ける分、ドロボーのほうがマシ。
ドロボーは、罰金を払い、払う能力がない場合、刑務所で働きます(罰金を払う能力があるなら、ドロボーはしませんよね、笑)。
ちょっと脱線しました(ちょっとどころでない?)が、被災地復興の鍵は、被災者にあり。
もう、国や県の対応が悪い、という話では解決しません、と、みなさん思いませんか。
頑張りましょう!
ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 21:08|
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