みなさん、再び、こんばんは。
「
尖閣諸島と竹島 2」で紹介した「今日のぼやき」1337を読みまた?
http://www.snsi.jp/tops/kouhou読んでみて、「これ、おかしいんじゃないの?」と思う人もたくさんいるでしょうが、白黒はっきりしない部分が多すぎて、たぶん、誰も判定できないでしょう。
書いた副島先生も、珍しく「〜いたようである」という表現を用いたりしていますし、証拠文献もそれが真実かどうかは、その当時、記した人間に聞くしかない。
歴史なんて、そんなもの。
ただ、「歴史は繰り返す」ということが正しいとすると、次のことが成り立ちます。
「歴史に関する研究や学習には意味はない。全くの時間の無駄である」
したがって、
「人間は、他の動物並みに、バカである」
人間のすることに「〜十年周期である」などという法則を見出すことなど、おもしろくも何ともない、と最初に苦言を書いておきます。
ここからが本題。
この「ぼやき1337」のかなり下のほうに、中国漁船が日本の海上保安庁の船にぶつかってきた事件を、写真付きで取り上げています。
↓は、あらましのわかるリンクです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%BC%81%E8%88%B9%E8%A1%9D%E7%AA%81%E4%BA%8B%E4%BB%B6(「
ウィキペディア フリー百科事典」)
ここで、ちょっと引用します。
それを、まるで中国漁船のほうから、日本の海上保安庁の巡視船にぶつかってきたように見せかけた映像を(内部から)流出させた。日本の巡視船が2隻で中国漁船を両方から挟(はさ)み撃ちにして、逃げられないようにして、幅を次第に狭(せば)めていった。そして停止させて拿捕したのである。
(「
副島隆彦の学問道場」「
今日のぼやき」1337)
私は、どうやって、巡視船が漁船を挟み撃ちにして衝突させたのか、知りたい。
すでに、「このことは、私は自分の何冊かの本ですでに書いた。」としているように、本にも記述されているようですし、たぶん、「
副島隆彦の学問道場」内にも、たくさん書いていることでしょう。
私は、不良会員ですから、恥ずかしながら、実は、読んでいません(笑)。
船を操船している人なら、誰でもわかるとおり、大型船が、逃げ回る小型船にぶつけるなんてことは、不可能に近い。
例えば、機関砲などの火器を使用したりすれば、それは可能かもしれません。
しかし、そのようなものを使用した話は皆無。
小型船は、大型船に比べれば、加速、減速、小回りに優れます。
しかも、あの映像だと、横ですよ。
後ろからですよ。
挟み撃ちしようとしたら、全速後進し、急旋回すれば、中国漁船は、簡単に逃げることができます。
だから、私は、副島先生に、メールで疑問をぶつけました。
返信はあるのかないのか。
たぶん、ないほうの確率が高いかな。
上記の「
ウィキペディア フリー百科事典」のリンクで、下のほうに、「日中両国の報道の相違」がありますが、ここに「日本の報道では、久場島の北北西約27キロの日本の領海から約3キロの排他的経済水域(EEZ)で、巡視船「みずき」の保安官が乗り移って停船させたとしている」とあります。
中国漁船が捕まりたくない一心で逃げるなら、どうして、『巡視船「みずき」の保安官が乗り移って停船させ』ることができたのか、これも不思議。
本気で捕まりたくないなら、「みずき」が近寄ってきて保安官が乗り移ろうとしたところで、また、ぶつけ、、全速後進。
絶対に保安官を乗せません。
私なら、そうしますよ。
燃料が続く限り、逃げます。
報道発表で、どうしてもウソを書きたいなら、「漁船の燃料が切れて、保安官が乗り移った」としたほうが、私たちを信用させることができたでしょう。
へたくそ!
ここで、副島先生みたいに、アメリカの“やらせ”にしたいのなら、非常に簡単。
中国漁船の船頭に、何百万円か、手間賃をやればいい。
「ぶつけたあと、おとなしく拿捕されろ。捕まっても、どうせ、日本は何もしないから」と。
これなら、「みずき」の保安官が簡単に乗り移れるわけです。
複雑なシナリオを作って、日本の政治家や海上保安庁の巡視船を動かすよりも、非常に簡単だと思いませんか?(副島先生は、本に何て書いたんだろう?)
さて、真実は?
ウソは、上手につきましょう。
ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 22:17|
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副島学問
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