日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2012年05月13日

原子力マネーを上手に使え!

みなさん、こんばんは。

ようやく、カゴを入れ終わり、明日から本操業です。
といっても、タコの盛漁期は7月だそうですから、のんびりとやります。

今日は、茨城県と東京都の原発の話。

「元凶である原子力マネー」という題名の論文を、数年前に私は書きました。
明治大学軍縮平和研究所で発行していた「軍縮地球市民」に寄稿依頼があり、ちょっと調べてみたら、まだ、記録が残っていますね。

http://www.meiji.ac.jp/osri/gunsyuku/no8.html(「軍縮平和研究所」)

2007年だったんですね。
今から5年も前かあ。
で、論文は、このブログに転載してあります。

http://platinum-room.seesaa.net/article/116300368.html

先日、興味深いニュースをテレビでやっていて、ネットで調べたら、ありました。
東海第2原発の立地する茨城県東海村では、太陽電池パネルを公共施設全部につけるそうです。

http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20120502ddlk22040068000c.html(「毎日.jp」)

やりましたね。
さすが、茨城県!(茨城県じゃなくて、東海村かな?)

ここで、原子力マネーに関連して、提案。

原発立地自治体は、電力会社や国から受け取る原子力マネーを、すべて、自然エネルギーに投資するんです。
そうすれば、原発がなくなっても、その自然エネルギーで得たカネを、自治体の財源にできる。
どうせなら、自然エネルギー研究所や自然エネルギー企業誘致に原子力マネーを使えば、雇用にもなります。

狙われた弱小自治体のカネの問題は、これで解決!

どうでしょ?
東海村から得た、良いアイディアだと思いません?



次いで、天下の強力自治体である東京都に提言。

福島県を応援しよう」で紹介した佐藤栄佐久著「福島原発の真実」には、と石原都知事の意地悪な発言がいくつも載っています。
捨て台詞を再度引用。

「極端なことを言うと東京湾に原子力発電所を作ってもいい」
(「福島原発の真実」p103)

そして、数日前にも。

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20120512-949607.html(「nikkansports.com」)

石原さん、トリウム原発のほうが、ウラン原発より、ず〜と安全ですよ。
過酷事故がありません。
さらに、冷却水の廃熱を海に捨てないで、熱交換して、各家庭への給湯に使う(放射線ホルミシスで健康にもなる。もしかして、熱交換しないで直接給湯がいいかも)。
これで、原発の熱効率は、ずっと向上します。

ついでに、もう一つ。
プルトニウムを消滅させて、文句なし(「新型原発がプルトニウムを消す」参照)。
大都会向けに電気を生んだウラン原発の廃棄物を消滅させるんですから、これで、“責任”もとれます、東京都が。

適当X氏が言っていた。
皇居で発電してもいいくらい安全な原発。

本当に安全なら、岩手でも、どこでもいいですね。
使用済み核燃料の輸送が面倒なら、現在の原発立地自治体がいいかも。
どうせ、原子力マネーをほしんでしょうから。

自動車や船は、石油燃料を与えれば動きます。
人間の場合、カネを与えれば、動きます。

カネは、上手に使用しましょう!

ではでは〜。

曇り
posted by T.Sasaki at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 核エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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