みなさん、こんばんは。
宮古は、ようやく晴れました。
梅雨の前に、こんな長雨が続いて、いいのかしら。
壊れて新しくした板子が、水分を含みすぎて、膨れ上がりました。
しかたがないので、カンナかけ。
乾燥すると、隙間だらけになるんですね、これが。
次のニュース、見ました?
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120504t43009.htm(「
河北新報」)
自殺するくらいの勇気があるなら、何でもできます。
あ〜あ、陰では、「岩手の奴らの放射能を何で引き受けるんだ!」と悪口言っているんでしょうね。
熊本の小野寺医師のブログを読んでいる人は、きっと、ヒステリックに、拒否するでしょう。
私みたいな素人でも、突っ込みどころ満載のブログです。
http://onodekita.sblo.jp/やれやれ。
ところで、セシウムについて、ですが、ちょっと奇妙ですよ、この放射性物質。
今年2月17日に、河川や海の底にたまったセシウムが、発表されました。
http://www.pref.iwate.jp/~hp031501/H23_kasenkaiiki2.pdfこれを見てみると、海底は、全く問題ない。
河川が、ちょっと・・・。
底質からは、数十から数百ベクレルなのに、その上を流れている水からは、ほとんど検出されないんですね。
ということは、セシウムは、とにかく土に吸収されやすい、ということです。
そうでなかったら、じゃんじゃん、海へ流れ出て、海底ほど高濃度になるはず。
実際に、河川の両側の土のほうが、ずっと高い。
それを裏付けるようなことが、次のリンクにあります。
セシウムの「環境的半減期は180〜320年」(「
WIRED.jp」)
「土壌中の細菌のなかにも、カリウムを濃縮するのと同じ機構でセシウムを濃縮する種がいることがわかっている」んだって。
つまり、セシウムは、土の中から流失しにくい性質を持ちますから、管理された農地で農業を営む場合には、その農作物は大丈夫、ということなんですよ。
セシウムを土が固定するならば、除染した土地での農業は可能!
やったね。
放射性物質対策は、とにかく、固定(セメント固定は、「
瓦礫も資源」参照。
頑張れ、福島県、宮城県、岩手県!
ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 20:38|
Comment(4)
|
TrackBack(0)
|
放射能に負けるな!
|

|
この人には、あの世田谷、ラジウム事件、一家5人が警戒区域1.5倍の高放射線量を20〜50年間浴びてもびくともしなかったことを知ってほしいですね!
>土壌中の細菌のなかにも、
先月、4月、福島市内、2ヵ所で除染ボランティアに参加してきました。そこで良く耳にしたことは、「粘土(泥)に吸着する」でした。帰ってきてからネット検索するといわき市の有機農法農家のHPが出てきました。メール記事、9月21日のところ。
http://www.d4.dion.ne.jp/~jipusii/
その他、三重県農試のHP。
http://www.mate.pref.mie.lg.jp/kankyo/kisotishiki/dojyo3.htm
生物学的なものより、化学的なイオン結合でセシウムを吸着するみたいですよ。粘土がマイナスに帯電。セシウムとかはプラスに帯電。川底でも海底でも、泥(粘土)、砂、石、岩でも違いがでるかな?表面積の大小とか?
こうなったら、日本人の力で、克服しようという気持ちが強くなりますよね。
私も、余裕ができたら、福島へボランティアに行こうと考えています。
河口付近の方が海底よりも溜まっているのは、淡水と海水の比重による、と、東京湾の調査をした先生が説明しているのを以前テレビで見ました。
徐々に湾の方に移動していくと言っていました。
それと、秋田はそんなに悪口は言っていないと思いますよ。ガレキは受け入れないが、人は受け入れる、だと思います。何より、故郷を守りたいという気持ちからなのではないでしょうか? 環境、健康面への配慮から、北海道の黒松内町はガレキの受け入れはしないと決定したそうです。
出過ぎたコメントでしたらすみません。
いろいろ教えていただきありがとうございます。
被災地でも、放射能を嫌っているわけですから、もちろん、関係ない所でも嫌って当たり前です。
岩手は広いですから、瓦礫置き場なんて、その気になれば、ありますよ。
私は、瓦礫県外処理には、反対です。
迷惑かけるだし、瓦礫利権に群がる人たちの餌食になるだけ。