日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2012年05月03日

新型原発がプルトニウムを消す

みなさん、こんばんは。

連休ですが、私には、仕事以外にすることがありません。
普通の人たちは、子供たちとどこかへ行っているんでしょう。
私は異常ですから(笑)。

津波のセシウム泥のついたロープを使って、ボンデン(旗のついた目印。網やカゴなどの端につける)を作っています。
津波後始末と道具作りの一石二鳥作戦!

夜は暇なので、パソコンに向かって、こんなブログを書いたり、あっ、昨夜は、岩手日報紙の日報論壇へ投稿しました。
どんなのか、興味あるでしょう。
採用されるかどうかはわかりませんけれど(最近、採用率100%です。といっても、最後に書いたのは、確か、核燃料リサイクルの真実についてだったから、数年前。笑)。
内容は、宮古市閉伊川河口水門計画に対する批判です。
本当は、最後に

「閉伊川にいただく月山の風景に、巨大な水門など見たくもない。後世に残る宮古の恥である。」

と、書こうとしましたが、やめました。
こういう過激な文があると、採用されません。
掲載されたら、読んでみてね(掲載されなかったら、後で載せます。掲載されても載せます。笑)。



核燃料リサイクルが挫折し、余剰プルトニウムが、たくさんたまってしまいました。
これを、もしかして、消滅させながら、発電できるようになるかもしれません。
以前、「豊かな三陸の海を守る会」の岩間滋さんに、トリウム原発(トリウム溶融塩炉)について、ちょっと、教えてもらったことがあります。
トリウム溶融塩炉には、プルトニウムが必要である、と。

懐かしいですね。
トリウム溶融塩炉。
今はなき、ブログ「核信仰は救われない」で、トリウム炉について、いろいろ書いたことがありました。
岩間さんからの情報は、そのず〜〜〜と後にいただいたメールからでしたが、そのパソコンは、津波の藻屑となり、たぶん、カナダ沖あたりまで流された?

トリウム炉について、勉強したい方は、適当Xさんの「原子力だのゐろゐろ」を読んでください。
これも懐かしい。
jcfさんという方も登場していて、彼女からもいろいろ教えられました。
トリウム炉の廃棄物は、ウラン軽水炉の3667分の1というのにもびっくりし、なぜ、安全なトリウム炉がこの日本でできないのか、不思議に思ったものです。

http://10767277.at.webry.info/200702/article_2.html(「原子力だのゐろゐろ」)

そのトリウム炉が、今日の「WIRED.jp」にアップされてあり、同内容は、適当Xさんの「TBN様、核廃棄物消滅処理・原子力と自然エネルギーについて....」にも、すでに書いてあります。

トリウム溶融塩炉は未来の原発か?(「WIRED.jp」)

なぜ、トリウム炉ができないのか、という問いに対する答えが、簡単に記されています。
ははは・・・。
「核兵器に使えないからですよ」だって。

こんなものなんですかね〜。
日本のエラい人たちがこれじゃ、宮古市長や市議会が、杜撰な水門計画に賛成するわけだ。

納得!

え?納得?

ではでは〜。

曇り
posted by T.Sasaki at 22:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 核エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 適当Xです。
 お返事ありがとうございました。
 吉岡氏は知っていますし、対話もしています。

 ただ、ある「まずいこと」が起きているのです。
 開発が日本では不可能になる危険がある。

 溶融塩炉の開発研究しているチェコのエライサンが「チェコは溶融塩炉を建てない」と言って来たんだ。
 俺はまずいと思った。
 溶融塩炉のノウハウを、こちらか中国などに売却・賃貸するということを、言外に秘めていると考えたから。
 5年以上前は、溶融塩炉開発の、
steering committee
運営委員会.
だったチェコが、なんで溶融塩炉を建てないと言い出すのか?

 それに前後して、中国の溶融塩炉開発宣言と空母宣言だ。

 こうなると、チェコが中国に鼻薬を嗅がされて、空母推進力のための溶融塩炉開発をし、そこで、アジアの制海権・制空権を中国が握る可能性も考えられない訳じゃないのですよ。

 ならば、日米で先手を打って、米国原子力空母や原子力潜水艦を、溶融塩炉推進でつくらないと、アジアは「世界の火薬庫」になる。

 そういう、悲観的で焦燥感のある予測を、私はしているのですよ。
Posted by 適当X at 2012年05月04日 12:47
適当Xさん、こんばんは。

以前は、いろいろと教えてくださって、ありがとうございます。
本当に勉強になりました。

私は、この方面の戦略的なことがわかりません。
なぜ、中国が開発できて、日本ができないのか、わからないんです。

ぜひ、このトリウム炉開発の世界戦略について、適当Xさんのブログで、書いてください。
シリーズで書いたほうがいいと思います。
一度に長い文章だと、読む気になりません(失礼ですが)。

Posted by T.Sasaki at 2012年05月05日 20:49
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