みなさん、こんばんは。
連休ですが、私には、仕事以外にすることがありません。
普通の人たちは、子供たちとどこかへ行っているんでしょう。
私は異常ですから(笑)。
津波のセシウム泥のついたロープを使って、ボンデン(旗のついた目印。網やカゴなどの端につける)を作っています。
津波後始末と道具作りの一石二鳥作戦!
夜は暇なので、パソコンに向かって、こんなブログを書いたり、あっ、昨夜は、岩手日報紙の日報論壇へ投稿しました。
どんなのか、興味あるでしょう。
採用されるかどうかはわかりませんけれど(最近、採用率100%です。といっても、最後に書いたのは、確か、核燃料リサイクルの真実についてだったから、数年前。笑)。
内容は、宮古市閉伊川河口水門計画に対する批判です。
本当は、最後に
「閉伊川にいただく月山の風景に、巨大な水門など見たくもない。後世に残る宮古の恥である。」
と、書こうとしましたが、やめました。
こういう過激な文があると、採用されません。
掲載されたら、読んでみてね(掲載されなかったら、後で載せます。掲載されても載せます。笑)。
核燃料リサイクルが挫折し、余剰プルトニウムが、たくさんたまってしまいました。
これを、もしかして、消滅させながら、発電できるようになるかもしれません。
以前、「豊かな三陸の海を守る会」の岩間滋さんに、トリウム原発(トリウム溶融塩炉)について、ちょっと、教えてもらったことがあります。
トリウム溶融塩炉には、プルトニウムが必要である、と。
懐かしいですね。
トリウム溶融塩炉。
今はなき、ブログ「核信仰は救われない」で、トリウム炉について、いろいろ書いたことがありました。
岩間さんからの情報は、そのず〜〜〜と後にいただいたメールからでしたが、そのパソコンは、津波の藻屑となり、たぶん、カナダ沖あたりまで流された?
トリウム炉について、勉強したい方は、適当Xさんの「
原子力だのゐろゐろ」を読んでください。
これも懐かしい。
jcfさんという方も登場していて、彼女からもいろいろ教えられました。
トリウム炉の廃棄物は、ウラン軽水炉の3667分の1というのにもびっくりし、なぜ、安全なトリウム炉がこの日本でできないのか、不思議に思ったものです。
http://10767277.at.webry.info/200702/article_2.html(「
原子力だのゐろゐろ」)
そのトリウム炉が、今日の「
WIRED.jp」にアップされてあり、同内容は、適当Xさんの「
TBN様、核廃棄物消滅処理・原子力と自然エネルギーについて....」にも、すでに書いてあります。
トリウム溶融塩炉は未来の原発か?(「
WIRED.jp」)
なぜ、トリウム炉ができないのか、という問いに対する答えが、簡単に記されています。
ははは・・・。
「核兵器に使えないからですよ」だって。
こんなものなんですかね〜。
日本のエラい人たちがこれじゃ、宮古市長や市議会が、杜撰な水門計画に賛成するわけだ。
納得!
え?納得?
ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 22:20|
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核エネルギー
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お返事ありがとうございました。
吉岡氏は知っていますし、対話もしています。
ただ、ある「まずいこと」が起きているのです。
開発が日本では不可能になる危険がある。
溶融塩炉の開発研究しているチェコのエライサンが「チェコは溶融塩炉を建てない」と言って来たんだ。
俺はまずいと思った。
溶融塩炉のノウハウを、こちらか中国などに売却・賃貸するということを、言外に秘めていると考えたから。
5年以上前は、溶融塩炉開発の、
steering committee
運営委員会.
だったチェコが、なんで溶融塩炉を建てないと言い出すのか?
それに前後して、中国の溶融塩炉開発宣言と空母宣言だ。
こうなると、チェコが中国に鼻薬を嗅がされて、空母推進力のための溶融塩炉開発をし、そこで、アジアの制海権・制空権を中国が握る可能性も考えられない訳じゃないのですよ。
ならば、日米で先手を打って、米国原子力空母や原子力潜水艦を、溶融塩炉推進でつくらないと、アジアは「世界の火薬庫」になる。
そういう、悲観的で焦燥感のある予測を、私はしているのですよ。
以前は、いろいろと教えてくださって、ありがとうございます。
本当に勉強になりました。
私は、この方面の戦略的なことがわかりません。
なぜ、中国が開発できて、日本ができないのか、わからないんです。
ぜひ、このトリウム炉開発の世界戦略について、適当Xさんのブログで、書いてください。
シリーズで書いたほうがいいと思います。
一度に長い文章だと、読む気になりません(失礼ですが)。