みなさん、こんばんは。
今年は、日本海から津軽海峡を経てやってきた異常高温暖水塊が、青森県沖から北海道襟裳沖にかけて停滞し、特に下北から八戸にかけて、秋スルメイカは大不漁に見舞われました。
暖水塊は南下し、今、岩手沖を覆い始めており、その影響なのか、本県のスルメイカは、現在、不漁になっています。
逆に、青森県太平洋側は、少しずつですが、スルメイカが釣れ始めました。
岩手名産の秋鮭も、暖水塊の北側から入っているのか、北部ほど、漁が回復しているように聞きます。
たぶん、鮭とスルメイカが、北側から復活するかも。
定置網の鮭漁もパッとしないので、イカ釣りを切り上げることができないでいる私です。
いつもなら、イカの水揚が3桁を切ったら、つまり、100箱以下になったら、すぐにイカ釣りの艤装を解き、鮭延縄の準備をします。
なぜなら、11月過ぎの昼イカは、天候が悪いため、休みが多く、したがって、岸よりで操業する鮭延縄のほうが、安定収入を得ることができるからです。
私は、一発勝負を、あまり好きじゃない。
人生って、そんなに単純ではなく、簡単でもないですからね。
漁も同じです。
さて、日本国の借金は、ついに900兆円を突破しました。
http://www.asahi.com/politics/update/0811/TKY201008110299.htmlやがては、たぶん、1000兆円にもなるでしょう。
たぶん、じゃなく、確実かな。
なぜ、確実なのか?
そりゃ、自力で生きようとする人が、他力で生きようとする人を上回るからですよ。
福祉、自己責任放棄、そして、社会制度濫用、それぞれが全盛の時代ですから、借金がどんどん増えるのは当たり前。
だから、リバータリアニズムという自立主義を、少しは見直してほしいものです。
人間以外の動物は、自力で生きようと必死ですし。
で、このままいけば、財政破綻します。
これも確実。
近い将来か、遠い将来か、それはわかりません。
でも、歴史は繰り返すのです。
人間どもは、バカなのでした。
最近では、戦後すぐに、新円切り換えし、前のお札は、ハイパーインフレで紙くず。
私は知らないのですが、日本史上、各時代、たぶん、財政破綻は繰り返していると思いますよ。
もし、破綻していなかったら、昔の通貨が、そのまま利用されているはずですし。
ということは、日本政府も、少しは思慮のある国民も、それに備えていればいいわけだ。
政府は、財政破綻を否定するでしょうけれど(当然!)。
「財政破綻は繰り返す」という、たぶん学問的真実に学び、すでにそれに備えている国があります。
それは、天下のアメリカ合衆国!
さすがです。
これについては、次回に、ということで。
もちろん、私が考えたのではなく、タネを明かせば、読書の賜物。
今年は、旅先で、あまり読書しませんでした。
ちょっと老眼ぎみになり、小さい字を見るのが億劫。
私は近眼でメガネをかけていて、年を取ったら、相殺されて、普通の眼になりそうですが、そうもいかないんですね。
旅先で読んだ本。
副島先生の「お金で騙される人、騙されない人」、「バーナード・マドフ事件」、「世界権力者人物図鑑」。
その弟子、吉田祐二さんの「日銀円の王権」。
先生に多大な影響を受けた、関岡英之さんの「拒否できない日本」。
藤森かよこさん翻訳、アイン・ランドさんの「利己主義という気概」。
橘玲さんの「マネーロンダリング入門」。
福岡伸一さんの「生物と無生物のあいだ」。(←みんなは面白いというけれど、期待したほどではなかった)
浅川芳裕さんの「日本は世界5位の農業大国」。
苫米地英人さんの「ツキ」を引き寄せる洗脳術(←買って損した!)
日本『バカ犯罪』白書(←バカ笑い!)
そして、
原田武夫さんの「狙われた日華の金塊」。
新潟の本屋さんの店頭に並んでいたのを衝動買い。
買ってよかった。
でも、衝動買いって、損することが多いんですよね〜。
ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 21:20|
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自立主義者が、一人増えてうれしいです。
何より、自立。
自立できずして、他人を助けることはできません。