日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2010年03月14日

私はやっぱり「小さな政府」よ

みなさん、こんばんは。

津波の後は、大雪で、仕事だらけでした。
私がお世話になっている機械屋さんも、津波浸水に備えて、機械類や道具類を工場から避難させたり、大雪には、1日中、雪かき。
日曜日も休まないで仕事をしたのに、一向にはかどらない。
ブツブツ言っていたそうです。
その気持ち、非常にわかります。
今年になってから、非常に天候不順で、油断すれば、雪は降るわ寒いわで、外の仕事は、本当にはかどりません。
私も予定していた仕事を、イサダ漁が始まってから、ようやく終わりました。
イサダ漁の前に終わろうとしていた仕事です。
イサダ漁が始まっても、天候不順ですから、沖が休みの日に、残りの仕事を終わりました。
こんな状態ですから、ブログなんて、書いていられませんでした。

でも、私みたいな熱血勤労青年?は、毎日ブログ更新するほど暇ではないと思います。

さて、今日は、「巡回先」の「心に青雲」から。

批判記事てんこもりのこのブログは、読んでいけば、「なるほど」と思いますが、でも、突っ込みどころ満載です。
たくさん書けば、あちこち不整合が出てくることはよくあることで、しかたがないのかなあ。

ちょっと前の文章ですが、名古屋市長の河村たかしさんのことを書いています。

http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/834f8996f8ba42b515199ebcee6819e8
http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/8632337115d5da2f46195101b5831ac0
http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/2b367a25d3a4624913bb8286f5fe98b4

河村たかし市長のことを最初に持ち上げて、そして、下げています(笑)。
で、書いてある内容は、つまり、役人批判。

さすが、「心に青雲」!

「小さな政府」を推奨して、次から次へと公務員の首を切り、国民には「自分のことは自分でやれ!」と書くのかなあ、と思いきや、しかし、当てがはずれて・・・・。

http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/a25e8ac07d9ebac439b49d74e47e463b

この文章は、河村市長編の前に書かれたものですが、読んでみると、ケインズの有効需要政策論を支持しているのがわかります。
有効需要政策が、国家の政策であるからには、それを誰がやるのか?

誰?

政治家?

秘書を何人も雇わなければやっていけない政治家が、実行部隊まで担えるのかどうか。

有能な秘書がやる?

でも、小沢一郎氏の秘書たちを見ても、かなり抜けている、としか思えない。

となると、結局は、役人の手を、かなり借りなければなりません。

役人の側は、「よっしゃ!よっしゃ!任せなさい!」と意気込み、再び、権益を確保し始めます。

あれ?

ケインズ理論を応援して、役人批判ですか。
ちょっと無理がありますよ。
私が役人批判するならば、役人に仕事を与えない方策を練りますね。

同じブログ内で、書いてあることが、ちょっとチグハグ。
けっこう、チグハグだらけ。

私は、「大きな政府」である限り、役人に税金を吸い取られ続け、いつまでたっても、労働者の生活は、良くならないと思います。

だから、中央政府は「小さな政府」で良し。
財源を含めて、どんどん地方分権すべし。
住民の目の前で、手の届くところで、政治は行うべし。
住民自治にまで、分権すべし。
これこそ、政治家や役人の利益誘導をなくする有効な手段です。
中央政府の役割は、日本の国を守るのみ。
すっきり、くっきり!

税金は「悪」だと言った副島先生も、今や、ケインズ支持です(彼の場合、日本に外敵がいない場合は、たぶん、違います)。
でも、私は、支持しません。
私は、「大きな政府」大嫌いですから、みんながケインズ理論を支持しても、ぜんぜん平気。
なぜか、って?

「大きな政府」は、人間から、忍耐や努力を奪います。
ちょっと苦難があれば、「誰かが助けてくれるだろう」。
そういう考えの人間が多くなる。
そして、自分のことを自分でやらない日本人がどんどん増えていき、やがて日本は腐っていく。

一時的に有効需要を創出して、景気を良くしたとしても、おいしいところは、役人や政治家の利益誘導戦略に乗っかった一部の業者が潤うだけ。
こんなものは、ず〜と、ず〜と、昔から、ず〜と、やってきたものです。
あ〜、バカくさい。
そして、前回の有効需要をさらに上回る赤字雇用政策をまたやるわけです。

私の獲った魚は、市場原理で、取り引きされます。
魚価は、大漁だと安いし、不漁だと高い。
心に青雲」では、まるで市場原理を「悪」のように書いていますが、そんなことはない。
世の中の正常な取り引きにおいて、市場原理は正しい。
そもそも市場原理は、学問です。
ところが、現実政治というのは、学問をほとんど無視したものであり、だから、よく“政治判断”とか“政治決着”という言葉が使われるのです。
その政治判断の根拠が、賄賂やアメリカの圧力、恩(選挙民への恩も含む)、などなど。
科学的(学問的)根拠などというのは、全体の10%もあるかどうか(この数字はテキトーです。笑)。

私は、何度も書いていますが、資源は無限ではありません。
世界人口の増大、しかも、莫大な人口をかかえる中国、インドなどの需要で、さまざまな資源が大量消費され、それで良し、とは、とても容認できるものではない。
ケインズ経済学の教えでは、雇用創出のために、政府が有効需要を作るべきなのだそうですが、その結果、人口は増えるでしょう。
人口が増えれば増えるほど、さらに需要は増加し、これじゃ、ますます資源は足りなくなります。
これを、本当に、良し、とするのでしょうか。

このままじゃあ、資源のない日本は、ケインズ理論により、崩壊の一途とたどりますよ。
「心の青雲」主宰者さん!



ところで、「メモ18」は、文中にあるリンクへ、トラックバックを入れました。
コメント欄の「心の青雲」主宰者さんも「拙ブログにトラックバックいただき、ありがとうございました。」と書いています。
しかし、このトラックバックは、消してある。
これは何だ?

もしかして、このあと、私が、「『学問』って、何?」と「『学問』って、何? 2」を書いたから?
「こいつは、変な奴だ!」と思った?

気になるのは、ブログアドレスの「hienkouhou」。
「kouhou」とは、「広報」のことか?
何だろう?
「hien」の広報?

「心に青雲」で「Google」検索すると、次のページがヒット。

「心に青雲」ステキ語録(「NATROMの日記」)
「心に青雲」も「彼ら」の情報操作ブログだった(「Watch from Brasil」)

まあ、そんなものでしょう。

ステキ語録」の最後のほうに、「一応、トラックバックを送っておいたけど、承認されるはずがないな。」とありますが、やっぱりトラックバックは削除されています。
だから、私のも削除されたのかしら?

でも、真央ちゃんのことも良く書いてあるし、次のリンクも紹介してありました。
たぶん、頑張って検索して、見つけたんでしょうね。
情熱感じる〜♪

http://www.consadole.net/miyasaka/article/3

みんな、良いところ、悪いところ、両方持っているものですよ。
私も、です。

ではでは〜。



posted by T.Sasaki at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック