みなさん、こんばんは。
最近、マメに更新している「うまいもの食べたい人」です。
今だけなんですよ。
こんなことができるのは。
今日は午前中だけ仕事をして、休みをもらいました。
ずっと晴天予想なので、ここで一発、年に一度あるかないかの連休をします。
家にいると、つい、仕事をしちゃうんですよ。
それで、みんなに「どっか行ってこい」と言われたので、ただ今、大好きな温泉に来ています。
盛岡近郊の、何と!ネット環境が充実しているところです。
ということで、今日は、リッチに、温泉からのアップロードです。
今日は、第2次世界大戦の謀略から始めます。
まずは、引用。
さらに追い討ちをかけるように、FDRの国防長官で外交問題評議会(CFR)の大物メンバーであったヘンリー・スチムソン(スカル・アンド・ボーンズに1888年入会)は、1941年秋にルーズベルトと会談したあと、日記にこう書いている。「われわれはいま非常に微妙な問題に直面している。確実に日本のせいになるよう、また、向こうに先に手出しさせ、しかも明らかな攻撃行動を仕掛けてくるように、外交でうまく持っていかなければならない」
再度FDRと会談したあと、スチムソンは1941年11月25日に、このとき真珠湾攻撃までにはまだ二週間あったのだがこう記している。「重要なのは、こちらの危険を最小限にしながら、日本に先に撃たせるにはどうしたらいいかであった。侵略した側はどちらかという点で疑念をまったく残さないように確実に日本に先に手出しをさせることが望ましい」
(「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた[技術・諜報編]」p278)
ロバート・B・スティネット著「真珠湾の真実」を読んでいる私には、別に驚くことではありませんが、CFRのメンバーの日記に、あからさまに書いてあるのを読むと、日本って、相手の策略に乗るのが上手なんだなあ、と思ってしまいます。
騙され上手?
ですね。
しかし、次に記述には、かなり驚きました。
ちょっと長文ですが、我慢してください。
長文引用は、著者に失礼ですが、この記述で、「本を買って読む」をいう人が生まれることを期待します。
FDRの行動を見れば、彼が舞台裏のある人物たちの指図を受けていたことは容易にわかる。この裏の人間たちが抱く陰の動機は、アメリカを乗り物(ヴィークル)として利用し自分たちの目的を推進するというアジェンダを反映したものだった。たとえばFDRはヤルタに発つ二日前、すなわち日本がついに白旗を揚げる。この中で日本は非公式に講和(停戦)を申し出ている。その提示条件は、のちに終戦時にアメリカが受け入れたのとまったく同じ内容だった。(中略)
日米の戦いがすでに終わりかけていることは誰もが知っていた。だが、《支配者たち》は次の段階に踏み出し、原子の力を世に示すことによってさらに上のレベルに移行しなければならなかった。この視点で見ると、チャーチルはFDRの決断を最も正しく評価出来ていたようだ。「ルーズヴェルトは、国際的な黒幕たちの手で操られる無力な操り人形だと自分で自覚している」とチャーチルは言ったのである。チャーチルのこの言葉は、ほんの僅かながら支配者たちの煙幕を看破している。
アメリカは1943年にはすでに、日本との戦争を終えられたはずだった。にも拘わらず、さらにもう1年半引き延ばしたのである。1945年3月、つまり広島と長崎の名が世界に知れ渡る5ヵ月前に、日本の大本営はアメリカに無条件降伏を申し入れた。これをアメリカは拒絶している。
アメリカがこの申し出を払い除けたのはなぜだろう。信じてもらえないと思うが、アメリカ情報機関はこの理由を、「日本からの文書を解釈出来なかったため」としている。アメリカは日本軍の最も複雑な暗号を解読し、その計画も微細にわたって把握していた。それなのに非暗号文は読めなかったというのだ。
(「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた[技術・諜報編]」p286)
そして、FDRは、こう言っています。
「政治では、偶然に起きることなど一つもない。何かが起これば、それは間違いなくそうなるように予め計画されたからなのだ」
(「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた[謀略・金融編]」p10)
みなさん、唖然としませんか。
核爆弾の人体実験場に、日本が選ばれていたのです。
そして、「日本の古都はなぜ空襲を免れたか」という本には、その古都が、本当は、原爆投下地候補だった、ということが記されています。
こんなことを、計画的にやる連中が、世の中にはいるんですよ。
http://fish-archives.hp.infoseek.co.jp/tubuyaki-hanbei11.htmlさて、引用した「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」には、上巻と下巻があり、上巻が[技術・諜報編]、下巻が[謀略・金融編]となっています。
大元の著者は、ヴィクター・ソーンで、原題は「The New World Order Exposed」。
翻訳者は、副島隆彦先生。
副島先生は、若い頃、外資系の銀行マンを経験しており、「欠陥英和辞典の研究」という本でも有名です。
だから、英文で書かれたものは何の障害もなく、したがって、“輸入”学問には、めっきり強い。
銀行マンであるからには、金融工学の分野でも、その力を発揮しています。
この「欠陥英和辞典」とは、どこのメーカーのものか?
たぶん、受験校にかなりのシェアを持っているメーカーで、わが宮古高校では、私がいた頃の標準辞書でした(今でも持っています)。
戻って、「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」のことですが、この本は、もう3年も前のものです。
これには、“見せかけだけの”自由の国アメリカが描写されていて、驚くことしきり。
今からでも、読むには遅くない本だと思いますよ。
みなさん、買って読んでも、絶対に損しないと思いますよ。
ではでは〜。