日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2009年04月26日

北国の屋根の傾斜 2

みなさん、こんばんは。

メモ 10」で、鹿内市長にツッコミを入れましたが、私は、より大きな権力をつかんだ人が、ガラっと変わったのを、何度も見ています。
こういう種類の人間たちは、政治思想というものを持っていません。
自民党特有の利益誘導主義は、政治思想ではなく、主義は主義でも、選挙民の欲望を利用した“ご都合主義”です。
もし、本当に、自分の政治思想を持った、正直な政治家なら、仮に、失敗したとしても、今まで自分の主張してきたものを大事にします。
選挙民は、その姿を見て、投票しているのですから、政策失敗の場合の責任は、選挙民にもあるのです。
このような観点から、彼は、期待した選挙民を裏切ったと言え、だから、私は、鹿内氏に、ツッコミを入れるのです。

私は、自分の考えを、正常だと思っています。



さて、いつだったか、「北国の屋根の傾斜」で、ソーラーを設置した屋根の角度を「何度にしたらいいのか、わからない」と書きましたが、その後、船の上で考えていました。
今は、夜なべで、イカ釣りの針作りをしていますが、その答えは、意外に単純でした!

小型船(20トン未満)の船長は、一応、小型船舶操縦士という資格を持っているので、地球の緯度経度や海図の知識があります。
特に、5トン以上を操縦するには、1級小型船舶操縦士という資格が必要で、海図上での作図作業は必須科目です。
その知識で、ちょっと考えたら、ホント、簡単でした。

赤道直下にあるソーラーパネルは、地面に垂直に設置するのが理想。
赤道直下では、1年に2度、太陽が真上に来ます。
つまり、春分の日と秋分の日が、最大発電量を記録し得る日です。
最も太陽が傾く季節は、冬至と夏至。
この季節が、最小発電量を記録し得る日です。
しかし、実際には、パネル温度と発電効率は相反しますから、その通りにはならないでしょう。

北緯10度にあるソーラーパネルは、10度の傾斜をつける。
北緯20度にあるソーラーパネルは、20度の傾斜をつける。
宮古市は、北緯39度39分前後だから、大体40度の傾斜をつけるのが理想。
この場合も、最大発電量を記録し得るのは、春分の日と秋分の日。
たぶん、気温の低い春分の日が、最大発電量を記録します。

以上の傾斜は、屋根の向きが真南を向いている場合。

私の家のような、ピーク発電電力が11時ごろになる、南東側に向いている家は、もっと傾斜をつけなければなりませんが、そうすると、西日では、発電しなくなってしまいます。
ですから、家の屋根はすべて南向きに、というより、家は南向きに建てるべきですね。

と、思いきや、よく考えると、そうでもないんです。

東向き、西向きの家にもメリットがあります。
屋根の傾斜をかなり大きくすれば、発電ピーク電力を、朝と夕にもってくることができます。
だから、本当は、いろんな向きの家が、適度の屋根角度をつけて、ソーラーパネルを設置すべし。
これにより、太陽が照っている限り、日本中の屋根発電所が、安定した電力を供給できることになります。

同様に考えると、屋根の角度も、ピークを夏至におく場合、冬至におく場合など、いろいろあっていいですね。

ということは、日本中の家にソーラーパネルを載せ、それぞれが自由な発想で傾斜を付けるのがベスト。

みなさん、頑張ってくださいね。

ではでは〜。

posted by T.Sasaki at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 太陽エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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