日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2009年03月29日

プレイバック 反核燃市民運動 市民集会編

みなさん、こんばんは。

何と、屋根のソーラーが、昨日の10時35分、4.591kwを記録。
これは、導入以来の最高記録です。

宮古漁協の組合長の自宅には、7kwの太陽光発電があります。
たぶん、宮古の家庭用発電では、最大でしょう。
そこの息子さんが、「春が最も発電する季節だよ」、と言っていました。
太陽電池パネルは、気温の低いほうが、発電効率がいいのです。



昨年の5月25日、宮古市で、手作り市民集会が開催されました。

「豊かな三陸の海を守る市民集会inみやこ」

http://blogs.yahoo.co.jp/miyakonokai

上記ブログにあるポスターの写真、どこかわかりますか?
宮古の人でも、わからないかもしれません。
宮古といったら、普通、浄土ヶ浜の写真を使うのですが、ポスターを見て、「ここ、どこだろう?」という疑問を持たせるほうがいいかも、という意見もあり、賛成多数で、この図案に決まり。

答えは、秘密。

もうちょっとで1年になりますが、予想よりも一般参加者が多く、私たち主催者側は喜んでいました。

http://homepage3.nifty.com/gatayann/no.54.pdf(「再処理/岩手の環境/RI廃棄物」)

http://macoco.at.webry.info/200805/article_19.html(「アングラな魚日記」)

意見発表の場で、私は、ホタテ貝毒規制とモニタリングについてを語りました。
上記2件のリンクを読むと、私の言葉足らずを感じます。



岩手では、ホタテ貝の貝毒を常にモニタリングしていて、規制値を上回る貝毒が検出されれば、その海域のホタテは出荷停止になります。
ところが六ヶ所村の核燃再処理工場では、放射能モニタリングはすれど、何の規制値も設けていません。

青森県太平洋側では、たぶん、ホタテ養殖はやっていないでしょう。
陸奥湾だけです。
その陸奥湾でも、きっと貝毒のモニタリングをやっていて、出荷停止などの措置も講じていると思います。

放射性物質が棄てられる太平洋の場合、例えば、昆布、ワカメ、ホッキ貝、あるいは、定着魚などから、有意な人工放射性物質が検出されたら、即刻操業を停止する、とか、そんな操業停止基準を“青森県で”安全協定に盛り込めば、わが岩手も安心できるというもの。

ところで、核燃再処理工場から海へ空へ棄てられる放射性物質を、安全だという人あり、危険だという人ありで、「はて、どっちが正しいの?」と普通の人は考えます。

これを解決するのは、モニタリングの実測値。
何のことはない、農産物、海産物をモニタリングし、それに放射性物質が含まれれば、危険と判断し、含まれなければ安全と判断すればいい。
簡単じゃ〜ん。
なぜ、こんなことを安全協定で決めることができないの?

安全だと主張する側も、本当に自信あるのなら、規制値を設けることに異論はないはずだし、規制値を設けて安全協定を結べば、市民からも信用や支持を取り付けることができます。
不安に思っている人たちも、はっきりした数値基準のある安全協定ならば、安心します。
以上のことが、意見発表の主旨だったのです。



ところで、操業停止基準も設けない核燃再処理工場のモニタリングは、「いったい何のためにやっているの?」と聞きたくなりますが、もしかして、学問研究のためなのでしょうか。
本当に学問研究のためならば、日本原燃のやっていることは、放射性物質の拡散状況を調べる自然実験である、と言えます。

ちょっとやりすぎじゃないかなあ、と思うんですけれど。

ではでは〜。



posted by T.Sasaki at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 反核燃料リサイクル運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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