みなさん、こんばんは。
今日は、西風が強く、岸壁を歩くと飛ばされそうでした。
しかし、この風が吹くとき、宮古の天気は快晴!
おかげさまで、本日の総発電量は、21.49kwh。
今年の最高記録です。
ところで、岩手では、漁師が、鉄道の駅名を変えてしまいました。
その名は、「恋し浜」。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090311_10(「
岩手日報 Web News」)
放射能のお勉強の時間!
今日は、人工放射性物質の蓄積について。
自然放射線と人工放射線は、字が違うだけで、中身は同じ。
自然放射性物質と人工放射性物質の違いは、地球創世時からの物質が自然放射性物質。
核発電や原子核をいじくりまわす産業により、できちゃった物質が人工放射性物質。
そのうち、体内に蓄積しやすいのは、人工放射性物質。
なぜか?
それは、わからない。
しかし、逆説的に説明はできます。
カリウム40は自然放射性物質であり、常に、私たちの体内に4000Bq存在しています。
これは代謝物質であり、過剰に蓄積することはありません。
なぜ、蓄積しないのか?
この答えを出した人は、今のところ、いません。
ところが、市川定夫さんという方が、実に明快なヒントを書いています。
次のリンクは、1999年に出版された「第三版 環境学−遺伝子破壊から地球規模の環境破壊まで」からの一部転載部分です。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/EV_H_S1.html「
地球資源論研究室」)
このページの中の中段に、括弧書きで次のように書いてあります。
カリウムを蓄積するような生物がかりに現れたとしても、蓄積部位の体内被曝が大きくなり、そのような生物は大きな不利を負うことになるから、進化の途上で淘汰されたであろう
(
http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/EV_H_S1.html)
つまり、生物、そして、人間は、誕生以来、常に、自然放射性物質の発する放射線に曝されてきており、その物質を蓄積しない性質を持つものだけが生き残ってきた、ということです。
ところが、近年、人工的に作られた放射性物質が登場し、それが生物に蓄積し始めました。
現生生物がこれを蓄積しないような性質を獲得するのは、数十年でできるはずもありません。
自然淘汰は、遥かに長い年月を要するものです。
だから、もし、生物が人工放射性物質を体内に取り込めば、基本的には蓄積してしまうのです。
じゃあ、地球上の核のゴミが、すべて開放され、ばら撒かれ、それで1万年ぐらい経った時、それらの放射性物質に耐えられる人間ができているか?
無理じゃないかなあ。
その前に、放射線で、遺伝子の突然変異が変な方向へ進んで、人間は別の生き物になるんじゃないでしょうか。
遺伝子組み換えによる、ものすごい姿の生物があるくらいですから。
もう、想像の世界ですね。
あ〜、こわ〜ィ。
ではでは〜。
posted by T.Sasaki at 19:04|
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反核燃料リサイクル運動
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