日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2009年02月25日

海水の酸性化

みなさん、こんばんは。

いよいよイサダ漁の準備に取り掛かり中です。
昨年まで、十数年、下積みを重ね、今年から船頭になります。
今まで、イカ釣り漁の時だけ、舵を握り、その他の漁業の時は、乗組員として働いてきました。
みんな年を取り、代わりに私が・・・・というわけです。

さて、その漁業に暗いニュースが・・・・。

昨日の岩手日報夕刊に、大気中の二酸化炭素が増加すれば、海水中へ二酸化炭素が溶ける量が増え、海水が酸性化する、と書いてありました。
その結果、いろいろな海洋生物に影響が出てしまい、急激に酸性化すれば、生物が適応できない、とか。

このニュースはWeb上にはなく、リンクできません。
本当は転載したいのですが、丸ごと転載は許されるはずはありませんから、類似のことが書いてあるサイトへリンクしておきます。

二酸化炭素を吸収する海の仕組み」(「地球環境フロンティア研究センター」)

2世紀にわたって海洋に吸収されてきた二酸化炭素の影響」(「WIRED VISION」)



みなさんは、人類が二酸化炭素を減らすことができると思います?
私はできないと思う。
あまりに人間が多すぎます。

地球上に人間が増えすぎた原因は、もちろん、やみくもな社会福祉の開発に原因があります。
が、根源的な原因は、人間が農業をするようになったことにあります。
だから、かなり太古の昔の話。

何を書いているのか、わからないでしょう。
たまには進化論の本も読んでみてください。
「農業は人類の原罪である」という本です。
これを読んだら、自分のやっている漁業を、「これこそ、動物の本能だ」と考えるようになりました。

都合良すぎるって?

でも、真実です。

ではでは〜。

posted by T.Sasaki at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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