みなさん、こんばんは。
今朝、沖に行く予定だったので、朝1時半に目覚まし時計をセットしてたら、1時ごろ、「風が吹いているから、6時ごろにもう一度様子を見て、それから判断する」との電話があり、そのまま眠りました。
そのまま眠ったということは、目覚まし時計が30分後になり、今度は、5時半にセットし、再び眠りました。
5時半に起きて、6時になっても電話が来ないので、また眠りました。
が、すぐに起きて、ご飯を食べ、仕事を始めました。
という按配で、何度も起きては何度も眠り、1日で数日が過ぎた気がします。
さて、前回、議員年金のことをとりあげましたが、今日は、社会保障制度、特に、老後制度について。
老後制度の大黒柱は、何といっても、公的年金制度。
この公的年金制度の歴史の始まりは、対象者が軍人や船員だったんですね。
今の船員保険は、小型船では10トン以上が対象となっていて、私のところは、10トン未満なので、国民年金です。
この国民年金制度が昭和36年に導入され、日本国民全員が年金制度の対象となり、日本人の老後の収入が、最低限保障されることになります。
そして、昭和61年に、国民年金以外の年金が、国民年金に統合されることになり、日本人の基礎年金が国民年金となりました。
国民年金は、もともと保険料や給付金が安く、国民年金以外の高額年金部分は、“二階建て”部分とも呼ばれ、国民年金に上乗せするものです。
位置づけとしては、国民年金基金と同じものです。
この辺は、次のリンクに書いてあります。
参考にしてください。
http://shakaihokenkaisetsu.com/pension/s2.html(「
公的年金と個人年金のわかりやすい解説」)
公的年金も、公(「
年金積立金管理運用独立行政法人」)によって運用されていて、2007年度は、何と!5兆8000億円も損失を生んだとか。
この分だと、今年度の損失は、どうなるのでしょう?(天下り!?渡り!?無責任!?)
いずれ、公的年金は、税負担方式になるでしょうから、そうなる場合を考慮して、老齢年金の制度自体も変えなければならないと考えます。
厚生年金はサラリーマンが適用される年金です。
その厚生年金は、国民年金に比べ、支払い保険料に対する受給金額が大きいとか。
http://shakaihokenkaisetsu.com/pension/s16.html(「
公的年金と個人年金のわかりやすい解説」)
これって、不公平!
公務員は、もっと手厚い!
ぎいんねんき〜ん!
バカヤロー!
どうして、同じ日本国民で、しかも、公的年金制度で、こういうことが起きているのか?
私たちは、資本主義社会という、弱肉強食の社会システムの中で、生きています。
あまりに弱肉強食を許すと、一握りの大富豪と大多数の貧乏人が生まれるために、政治でもって、社会制度を作り、それを修正維持し、税金というものを用いて、所得再分配をしています。
私たちは、オギャーと生まれて以来、この弱肉強食システムの中で、年を重ねながら、いろいろな困難を乗り越え、一生懸命生きてきました。
この一生懸命生きている間は、社会制度を支えるている側なのです。
そして、いよいよ年を取り、体は劣化し、体力はなくなり、頭の回転もだんだん鈍くなり、今度は社会制度に助けられる立場になります。
私は資本主義を否定しませんし、社会主義国に行きたいとも思いません。
むしろ、資本主義(自由主義)の国に生まれてよかったと思っています。
しかし、体の不自由になる老後は、やっぱり社会主義の制度しかない。
資本主義社会の“老後”というのは、その弱肉強食社会を生き残った“ご褒美”であるべきだ、と私は考えています。
“ご褒美”は、みんな公平であるべきであり、また、そのご褒美を、社会の勤労世代から授かっているのですから、決して贅沢など許されません。
したがって、すべての日本国民は、公的な部分に関して、同じ年金を受給すべきであり、また、勤労世代の収入より多い年金を受給すべきではないと思います。
社会制度というものの基礎について、高橋博之県議会議員にメールしたことがあります。
私がいちいちこんなことを指摘しなくても、彼はわかっているのですが、誰しも、ある時、基礎的なことを忘れてしまうものです。
その部分を転載します。
自分のことをできない人間が、社会を助けることなどできません。
運良く、私たちは健康に生まれ、健康に生活しています。
運が良かったのだから、自分の食べる分以上、一生懸命働き、その余った分を、運悪かった人たちへ再分配する。
これが社会制度です。
社会制度というのは、これ以上でも、これ以下でもありません。
何の障害もなく生まれ、事故や病気から免れている人は、非常に運がいい。
この幸運を粗末にしたら、いずれ、神さまが天罰を下す!
神とか天罰とか、そういう言葉は、存在しないとしても、こういう場合に使うのです。
これこそ、人間の知恵だと、私は思います。
なぁ〜んちゃって。
ではでは〜。